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ほし ページ20

肩を揺さぶられ、私は目的地に着いたことを知る。

目を開けると、栗色の髪に縁取られた整った顔がドアップで目に写った・・・

頭の上には、お馴染みのアイマスク。

「おはようございます、沖田さん」

我ながら、驚かなくなったものだ。

・・・いや、眠さゆえか。

普段ならきっと、もう一度意識が飛んでいたことだろう。

私は刀を肩から背中に斜めがけし、飴玉を口に放り込む。

抹茶味。

問答無用で沖田さんに飴玉を1つ押し付け、空いた隙を通り船を飛び出した。



「これは・・・」


吸血鬼の星、と聞いて皆様はどのような光景を思い描くだろうか。

暗闇の中、コウモリが飛び交う世界?

教会に棺桶がズラっと並んでいる世界?

霧の立ちこめる、鬱蒼とした森が広がる世界?


どれも、違う。

今、目の前に広がるのは。

大きなお城がそびえ立つ、まるでおとぎの国みたいな世界。

太陽があちこちの教会の十字架に反射して眩しい。

どこを見ても、光る十字架に目を焼かれるような・・・

十字架は吸血鬼の弱点としてよく挙げられるが、違うのかも知れない。

総「わァ、こりゃまたメルヘンな世界観ですねィ」

いつの間にか私の隣に立っていた沖田さんが言った。

「少なくとも、吸血鬼ってイメージではない気が・・・」

ぼんやりお城を眺め感想を伝える。

総「美味かったでさァ」

「え?」

脈絡を全然掴めなくて、思わず沖田さんを見上げる。



すると、そっぽを向きどこかへ行ってしまった。









何の話だったのでしょうか・・・?

じょーかまち→←ふねのうえ


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

沖田さん

「好きですぜ、その顔」


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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
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きい(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします! (2019年8月29日 6時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
あおいひつじ(プロフ) - きいさん» ありがとうございます!そう言って頂けて幸いです!これからも、1日1話を目標に更新がんばりますので、どうぞよろしくお願いします!! (2019年8月28日 20時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - いつも楽しみにさせて頂いてます!これからも頑張ってください! (2019年8月28日 20時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年8月4日 19時

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