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えどのまち ページ3

おはようございます。

いやぁ、今日も良い天気ですねぇ。

こんな日はきっと、いい事がある筈。

きっと、私のことを雇ってくれる所も見つかる筈。

そんなことをふわーっと考えながら、江戸の町を眺め、歩いていると、

ちょうど日当たりのいいベンチが目に付いたので、少し休憩することにした。

私が何故、江戸に就職先を探しているかと言うと。

攘夷戦争に参加した後、自分の星に帰ろうかとも思ったのだけれど私は地球生まれ地球育ちだし、

だから自分の家に帰ろうとしたのだけど、

田舎の方にあるその家も私が幼少期に里もろとも壊してしまっていたものだから、

家もなく路上生活で生き延びこうやって江戸の町をフラフラしている訳です。

はあ、それにしてもいい天気。

段々と眠くなってきたので、慌てて目に力を入れるも。

重くなって行く瞼はついに閉じてしまった。


・・・・・・い・・・おい・・・

「おい」

遠くの方から声が聞こえてきて、何とか目を開けると、栗色の髪に縁取られた綺麗な顔がそこにあった。

「・・・はよ・・・ございます・・・」

「やっと起きたかィ」

特徴的な江戸っ子口調。

あまりにも綺麗な顔と近さに戸惑いながらも、

「あの・・・どちら様でしょうか・・・?」

と疑問をぶつけてみる。

腰には刀を提げているから、幕府か攘夷か。

服は・・・。

一般市民の服装とは思えない。

何かの制服だろうか?

制服に刀、これは幕府の者と見て間違いなさそうだ。

幕府の人と言っても、そこまでえらい人ではないだろう。

と思う。

「俺ァ真選組1番隊隊長、沖田総悟でさァ」

なるほど。

あながち間違いではなかったみたい。

「私は天羽A。この度はどう言ったご要件で」

私はもちろん、警察にお世話になるような事はしてないので、取り敢えず2つ目の疑問をぶつけた。

総「どう言ったも何も、もう真っ暗でィ。こんなとこで寝てたら襲ってくれとでも言ってる様なもンでさァ」

「襲・・・?」

一瞬理解がついて行かなかったものの、理解した私は無意識にサッと沖田・・・さんから離れる。

総「俺ァ襲いやしやせんよ。それに、そうだとしたら起こす意味なんてないでしょう」

確かにその通りだ。

そして、気付かなかったけど周りはすっかり暗くなっていた。

いや、私どれだけ寝てたの?

てゆーか今まで暗いことに気付いてなかったのか。

(字数の関係でページ跨ぎます)

こうえんのベンチ→←プロローグ的な2


沖田さん

「目ェ閉じろ」


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設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
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RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時

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