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◎ ページ19
次はどこに行こうか、仕事で疲れた体を布団に沈め、そんなことを考えているときだった。
けたたましくスマホの着信音が鳴り響く。
Aかと思ってスマホに飛び付く。
だが、表示されていた電話番号はAのものではなかった。
そうだ、冷静に考えてみれば彼女は夜中にいきなり電話を掛けるようなことはしない。
とりあえず電話に出る。
「もしもし」
聞こえてきたのは、あの鼻にかかった、人にもたれ掛かるような、
どこか人をイラつかせる声だった。
「ご要件は」
事務的な声で続きを促す。
女の話を最後まで聞くことなく電話を切った。
反吐が出る。
途中から込み上げて来た怒りと自己嫌悪に、気が狂いそうだった。
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順位が更新されましたようで、ありがたい限りでございます。
皆様、こんな駄作に目を通してくださり本当にありがとうございます。
これからもぜひお付き合いください。
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作者名：ルウ | 作成日時：2021年8月16日 2時
