わたしのおへや ページ2
｢あなたの血は人のものだ。
それは間違いない。
だが傭兵三大部族･･･
その、夜兎と荼吉尼の血が混ざっている｣
男は青い顔を伏せたままそう言った。
｢･･･つまり、混血、と言うことでしょうか？
大事なことを言い忘れていましたが私の母は人、私はハーフです｣
もし私の先祖に夜兎や荼吉尼がいたとして。
この男は何を恐ているのだろうか。
顔色はいつの間にか青を通り越して土気色へ変わっていた。
首を傾げてそう言うと、男は弱々しく首を振った。
｢あなたの中のその二つの血はそれよりももっとずっと濃い･･･
あなた方鬼と呼ばれる種族は、かつては人だった。
それが、何のきっかけでか角を生やし恐れられるようになり別の星へ移住した｣
�犁喚瓩蓮△箸△觴存海良�産物に過ぎなかった。
･･･世界最強の兵器を作ると言う計画の、
世界最強の種族を作ると言う実験の過程に予期せず生まれたもの、それが�犁喚瓩世辰拭�
むかしむかし、地球に天人が降り立つよりも昔、武力で宇宙統一を計った星があった。
世界最凶の生きる兵器、世界最強の種族。
傭兵三大部族である夜兎・荼吉尼・辰羅の血を合わせ、それをその手で作りあげようとしたのだ。
だが、その実験はなかなか上手くいかなかった。
三つの血を適当な種族に打ってみると一時的に凶暴化することは分かったが、
力を失い負荷に耐えきれず死んでしまう。
そこでその星は考えた。
辰羅に似た構造の種族に少しずつ夜兎と荼吉尼の血を打ち込んで行き、
その体が耐性を付け自然に二つの血が混ざるのを待ったところで辰羅にその血を打つ。
そこでその星の研究者が目を付けたのは、｢ヒト｣だった。
ヒトの一部を地球から連れ出し、遺伝子を組み換え、少しずつ血を慣らして行った。
その実験は成功した。
連れて来られたヒトの一部が上手く血に適合したのだ。
だが、当初の目的は果たせなかった。
そうやって誕生した�犁喚瓩�、その星の生命体を根絶やしにしたから。
血に適合しながらも人格をかろうじて鬼に乗っ取られなかった者は船に乗り仕組みも分からないまま故郷の星を目指した。
もっとも、何とか故郷の星に辿り着いたとしてもその頃には元の人格は掻き消えていただろうが。
それが地球で鬼と呼ばれる化け物の正体、
それが荒れた星に住んでいる鬼と呼ばれる戦闘種族の正体。
沖田さんから一言
｢随分と余裕なこったなァ｣
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あおいひつじ(プロフ) - ももさん» 私なんてまだまだですが、応援ありがとうございます！こんな駄作でも見てくださっている方がいると思うと、心がなんかポカポカしてきます(笑)ゆっくりになるだろうけど、これからも頑張りますね！ (2020年4月10日 20時) (
レス) id: c2931348c9 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 凄く面白い！私には絶対書けない（笑）これからも頑張ってください！ (2020年4月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 8d3d3a5bf1 (このIDを非表示/違反報告)
あおいひつじ(プロフ) - ぷっちんゼリーさん» 読んでくださってありがとうございます！！無計画に気分だけで神威だしたの後悔してたのですが、そう言っていただけて嬉しいです！何とか繋げます(多分)。こんなご時世ですし、ぷっちんゼリーさんもお体に気をつけてくださいね。私こそ長くなってしまいすいません。 (2020年4月9日 21時) (レス) id: c2931348c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちんゼリー - めっちゃ面白いです！！神滅もでてきて、続きが、気になります！！！これからも頑張って下さい。体を壊さない程度に。これからも応援してます。 長くなってすいません。 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 16c1a9364f (このIDを非表示/違反報告)
あおいひつじ(プロフ) - 茶葉@さん» あ、ああありがとう！！！ございます！！た、たとえドッキリだとしても後ろにプラカード持ったカメラいたとしても嬉しいです！！どうしよう夢なら覚めないで･･･ (2020年3月25日 1時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいひつじ | 作成日時：2020年3月14日 0時
