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どこかってことで ページ44
・・・薬のせいで記憶を無くしているからか。
ふっと心のどこかで納得する。
寂しかった。
でも、あれが血を見た時の一般的な反応なのだ。
そう思うと、逆によかったのかも知れない。
薬が効いている間は、少なくとも自分から危険に首を突っ込んだりしないのだから。
次の日、Aは顔を見せなかった。
食事は部屋でとっているから食堂に行っても会えないのはもちろん、
その後も部屋からほとんど出てこない。
昨日怖がらせてしまったから会いに行くのも気が引けて。
この何日間か顔も合わせないまま大捕物へ赴いた。
万が一の時のことを考えるて挨拶くらいはするべきだったと後悔しながら、
号令と共に沖田は刀を抜いた。
ラッキーアイテム
「ビビってんですかィ?」
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時