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とんしょ ページ22
久々の屯所。
「ただいま」
そう心の中で呟いて大きな門をくぐり抜けると、みんなが出迎えてくれた。
何故か、みんながみんな、ニヤニヤしながら口々におめでとうと声をかけてくれる。
怪我も完治して、もう復帰できるからだろうと思っていたのだけれど。
まだ通院しなければならない沖田さんも同じような人垣に囲まれているから、どうやらそうではないみたい。
なら何がおめでたいのだろうか。
人の頭に埋もれて栗色の頭が見え隠れする。
背伸びすると、チラリと沖田さんの顔が見えた。
あ、あの顔。
絶対事の発端知ってる顔だ。
私は取り敢えず人混みに押しつぶされないよう、
曖昧に笑いながら未だニヤニヤしながら肩を叩いてくる隊士さんや先輩を振り切って自室に逃げ込む。
襖を閉めた途端、嘘みたいな静寂が私を包む。
その瞬間、似たような静寂を思いだした。
更新遅くなってすいませんm(*_ _)m
明日受験だーもう落ちる気しかしないーー
ラッキーアイテム
「ビビってんですかィ?」
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時