びょーいん ページ11
ここのとこずっとびょーいんだ･･･
このくだり長すぎて疲れて来た･･･
病院内だからとタバコを押収された副長の顔が、いよいよ恐ろしいことになっている。
山崎さんがその隣で副長をなだめようとして失敗し、言いがかりを付けられ殴られていた。
それでもヘラヘラ笑っている山崎さんに、縦社会の闇を感じる。
そのまた隣には暗い顔の局長が項垂れて座っていて、
私はその向かい側に、沖田さんの寝ているベッドをはさんで座っている。
そして、やはり沖田さんの意識はまだ戻っていない。
｢沖田さん･･･｣
小さく呟くと、仲良く騒いでいた副長と山崎さんが口を閉じた。
狭い病室が急に静けさで覆われる。
勲｢Aちゃん、そんなに心配することあるめェよ。
総悟は、きっと帰って来る
少なくとも、俺はそう信じてるぞ｣
暗い顔をしていた局長がいつの間に回復したのか、朗らかな顔で豪快に笑った。
十｢近藤さんの言う通りだA。
心配なのも分かるが、今は総悟を信じて待つしかねェんだ｣
退｢そうですよ。
だからAさんも、無理せずに少しくらい休んでくださいね。｣
どうやら山崎さんにはバレてたみたいで、隊長が心配で隙あらばここへ来てるでしょ、と囁かれた。
｢皆さん、励ましてくださってありがとうございます！｣
満面の笑みを浮かべAは言う。
すると近藤はヒラヒラと手を振りながら言った。
勲｢いやいや、そんな大層なもんじゃねェよ
･･･ところでお妙さんのことなんだが･･･｣
･･･ん？
暗い顔してると思ったらお妙さんのこと考えてたの！？
いくら沖田さん信じてるとか言ってもさすがにそれは気長すぎやしません？？
ラッキーアイテム
｢ビビってんですかィ？｣
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作者名：あおいひつじ | 作成日時：2019年12月20日 14時
