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？ 「おはよう！」
朝からめんどくさい奴に会ってしまった。
そいつは、隣の家の。
椎名奏。
六年生で、私の２つ上。友達はたくさんいる筈なのに､何故か私にかまってくる。
歌が上手い。カラオケに引っ張ってつれてかれたこともある。
小さい頃から知っているから、幼なじみって言えば幼なじみ。でも私は彼があまり好きではない。
世間は彼を爽やかという。なのでモテる。
だが私の前では爽やかの欠片もないのだ。
奏 「ええ！朝から無視？」
『おはよー(棒)』
奏 「棒読み！ひどいよ、Aちゃん！」
『ちゃん付けやめて。気持ち悪い。』
奏 「あ、やっとしゃべってくれた！」
『今言ったこと聞いてた？』
奏 「うん！今更だし、いいでしょ？」
ここで首をコテッとさせる奏。
回りの女子の目がハートになる。それと同時に私に向かう憎悪の視線の凄いことと言ったら..
そんなこんなで学校に着いた。
私は4-1に行く。
「おはよう！」
『おはよ』
彼女は私の親友の雪下葵。唯一信頼できる人だ。
私に近づいてくる女は、誰だって奏目当てなのだ。でも、葵はちがかった。私と、友達になりたいと言ってくれた。唯一無二の存在なのだ。
そして今日も、つまらない一日が始まる。
特に、いじめとかそーゆーことはない。だって私回りに干渉しないから。それと、葵がクラスの人気者なこともあるかな。
ホントにただつまんないだけ。面白くもなんともない。まあ、それも平和ってことかな。
よっしゃ、帰れる！
え、早いって？小説の力だよ！メタ発言？そんなの気にしねーし←
奏 「Aちゃん！一緒に帰ろ！」
『どうせやだって言ってもついてくるんでしょ』
奏 「よくわかったね。」
『何年一緒にいると思ってんの』
多分もう10年にはなる。
奏 「カラオケ行こ！」
『やだ』
奏 「え、即答!?ひどい！俺、泣いちゃうよ…」
ホントに泣きそうになる奏。ここで泣かせたらあとで私の立場が.....
『泣くなって！今日は駄目なだけ！また今度行けばいいでしょ？』
奏は顔を上げる。満面の笑みで。
奏 「ありがとう！」
うわ、こいつ絶対わざとだったな。
『冗談でーーす！』
奏 「え、Aちゃんひどい！」
『あ、家着いたからじゃねー(棒)』
家に着いたのは本当。奏はまた不貞腐れる。
奏 「もういいもん！絶対連れてくから！」
奏は私の耳元に口を近づけ、囁いた。
奏 「覚悟しててね♪」
その声に少しだけドキッとしたのは私だけの秘密。
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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm！？私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (
レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです！訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます！ (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぴらず | 作成日時：2018年5月13日 20時
