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Aside

なつめから莉央くんを見つけたと言う連絡を受けた翔太さんに声をかけられ、私は奏と翔太さんと、私の家の前で待っている。

な 「やほー!ほら、莉央くん、みんないるで。莉央くんのこと待ってたんよ。」

照れくさそうに下を向いて、莉央くんが言う。


莉 「お、俺のために…ありがとう。」

『当たり前じゃん。』

奏 「そうだよ。僕らは、莉央くんと友達になりたいんだよ。嫌うためなら会ってないし。」

莉 「そっか…本当のことを言っても、それでも信じてくれる?」

『もちろん。どんな人でも、友達になりたいのは変わらない。』

莉 「ありがとう!」

そこで、莉央くんは初めて笑顔を見せた。
それは、これまでみたどんな笑顔よりも綺麗で、こちらもつられて笑顔になってしまうような感じだった。

奏 「いい笑顔してんじゃん。」


奏も同じことを思っていたらしい。

莉 「そうかな?」

えへへ、とはにかむように笑う莉央くん。

『うん。私は莉央くんの笑顔好きだよ。』

莉 「ありがとう。
それから…さっきは、ごめん。酷いこと言って、逃げ出したりして。
でも、最初からこうやって話した方が良かった。」


それから、私達は楽しく時を過ごした。

でもやってくる別れの時間。


莉 「今日は、ありがとう!」

奏 「こちらこそ。莉央くんに会えて良かった。」

『それは私も!また会おうね。そしたら、カラオケ行こうよ。』

莉 「うん。約束だよ!」

奏 「うん!」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
翔太side

帰り道。

天 「ね?あの子達、いい人だったでしょ。」

莉 「うん。ありがとう。会えて良かった。」


今日は莉央にはとてもいい日になっただろう。友達なんてこれまで何人いた?そんな感じなのだから。

莉 「でも、驚いたなあ。Aちゃんのお姉さんが96猫さんだなんて。」

え?

天 「今、なんて言った?」

莉 「こんな近くに憧れの96猫さんがいたなんてビックリしたなって。あれ?知らなかったの?もしかして言わない方が良かったかな?」

天 「いや、僕も知ってるけど。自ら正体を明かすなんて、珍しいなって思ったんだよ。」

莉 「そっか。勉強になるよ。」


良かった。すっかり歌い手になる気でいてくれてる。
きっと、今日96に会ったことも影響したのだろう。


莉 「だったらさ、もしかして天月さんは翔太くんだったりするのかな。」

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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm!?私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです!訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます! (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(゚Д゚)スゲェ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぴらず | 作成日時:2018年5月13日 20時

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