episode 117 ページ17
亮「Aちゃん!!!!」
A「はぁ…はぁ…はぁ…」
Aちゃんは過呼吸になっていた
亮「くっそ…」
俺は救急車を呼ぼうとした
ガシッ
その腕をAちゃんに掴まれた
A「呼ばんといて…っはぁ…。
えいちゃんのとこに…行きたいっ…はぁ…はぁ」
亮「なに言うてんねん!!!!
Aちゃん…?Aちゃん!!!!!」
Aちゃんは意識を失った
藍沢「すぐに運ぼう」
藍沢先生も駆けつけてくれてて
救急車がすぐに来て病院に運ばれた
藍沢「…ナースに聞いたところ、1時間前に俺を探しにICUに来てたらしい。
俺はオペに入ってたからいなかった。
申し訳ない、俺たちの責任だ」
パニックを起こして呼吸困難になったAちゃんは
処置をしてベッドで眠っていた
亮「…Aちゃん、栄作のとこに行きたいって言うてました…。
多分、1人になったら1人で苦しんでたんやと思います…。
俺の前で笑ってたんも、無理…してたんやと思います…っ」
緋山「Aさん、あなたにはすごく感謝してるって言ってたわよ。
あなたには嘘をつけないんだって…」
藍沢「君の前で見せる笑顔は恐らく嘘ではない」
亮「…はいっ……」
えいちゃんのとこ行きたいなんか言うなや
俺がおるやんけ
俺が守るやんけ
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蘭 | 作成日時:2017年9月12日 23時