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新たな旅立ち ページ45

イクスの言葉を頼りに四龍の戦士を探す旅に出たA一行

ーーーーそして新たな仲間としてユンが加わった






ユ「そういえばA、あのときイクスと何話してたの?二人とも目赤かったけど」




『…ん?人生相談かな?』


あはは〜と笑いながら歩をすすめるA


ユ「相変わらずなんだね。掴めない感じ」

理解したいのに…知りたいのにまるで拒むように手からすり抜けてゆく…そんな印象を昔の彼女に抱いていたがそれは今でも変わらないようだ

ぽん

ユンが見上げるとハクが頭に手を置いていた


ハ「まぁゆっくりな」


ハクの意味深な発言にユンは、んーーと顔を歪ませるがゆっくり知っていけばいいと言うことなのかと自分なり解釈し納得する






ユ「いーいあんた達!赤髪の姫の影武者!雷獣の元将軍!天才美少年!ただでさえ目立つんだから大人しくしてよね」


『「はーい」』



『ハク…ずっと寝てたから身体なまっちゃった〜ちょっと付き合ってよ』


Aがいたずらな笑みを浮かべながらそう言うと

ハ「おてんばなお姫さんなことで」

口とは裏腹に面白いといった顔で大太刀を構えるハク


ユ「あんた達オレの話聞いてた?はぁ…先行ってるからすぐにきてよね!」


ユンは呆れ気味に先に行ってしまった





ハ(なんか姫さんとやるみてぇでやりづれぇ)


カポ


!?



『この方がハクも本気出しやすいでしょ?』

面と鬘をつけ構えると

『いくよっ!』


風を切り駆け出す





あぁこの感じ
体の奥底で湧き上がる本能



"快楽"

そういうのだろうか




ハクには唯一本気をだせる


城には他についてこれる兵はいなかった





つまらない

もっと強い人と一戦交えたい


もっと強くなりたい


もっと戦いたい



もっともっと…









そんな自分が無性に怖くなる

そんな自分が無性に嫌いになる








…嫌うことで何かを守ってる




何を…?




自分…を…?









グワッ

自分の首元にある大太刀の剣先
と、同時にハクの目の前でピタリと止まるAの刀





「ぼーっとすんなよ。俺を殺す気か?」
『ハクこそ』


フッ
笑い合う二人

共に姫の護衛として磨きをかけてきたその力

手の内がわかっていては決着がつかない


『そろそろユン追いかけないと!追いつけなくなる』

龍の隠れ里→←想い



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- 続きが読みたいです。パスワードを教えてください! (2018年6月3日 10時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます!作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ranx | 作成日時:2016年9月3日 18時

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