神の声が呼ぶ谷 ページ34
美朱…
誰のこと
それにあなたは誰…?
ピチャ
ピチャ
パチっ
「あっ起きた」
顔にオレンジ絞られてる…
なにこの状況
「手疲れちゃったよ」
グリグリ
無理やり口にオレンジを押し込まれる
この男の子とこかで…
あっ
『ゆふ?』←ユン
ユ「えっなんであんた俺のこと知ってんの?オレが美少年だからって…もしかして不審者?」
まぁあの崖から落ちて生きてるだけでもだいぶ不審者だけどね
話続けるユンをよそに荷物から面と鬘をとりだし
カポっ
『ほら!私!Aだよ!』
ユ「えぇーー!!A!?あんたそんな髪の色してたのかよ!?面はともかくヅラだったとは…」
『いや〜こんなとこで会うとは〜びっくりだね!ユン!…ハク…ハクはどこ?』
ユ「あぁ一緒にいた黒髪の男?そいつならほら、あそこ」
そこには全身包帯に巻かれ横たわるハクの姿
ユ「生きてるよかろうじてね」
そっか…よかった
ユ「Aを抱きかかえるように倒れてたよ…こいつAの何?」
なんだか不満そうなユン
『お兄ちゃんだよ…。ユンが手当てしてくれて本当に助かった…ありがとうユン』ニコ
///
ユ「まぁオレは天才美少年だからね!これぐらいお安いご用だよ」
どてどて
「ユンくんユンくん!」
泥だらけの青年がやってきた
…誰だろう?
パチ
あっ目があった
「目を覚まされたんですねー!」
なんだか不思議な風を感じる
「どうもです!僕、イクスと申します。ユンくんの保護者みたいなものでして」
『えっと…私は』
名乗るのは危険かな
でもユンの保護者ならバレてしまうのも時間の問題…悪い人には見えないけど…
イ「ほん…とに…つらかったですね」
突然泣き始めたイクス
『あぁこの傷ですか…?ハクが庇ってくれたので…』
イ「いえ…よく旅立ちを決心された」
…ん??
イ「ヨナ姫の身代わりになど…」
『何故私のことを知ってるの?もしかして…』
ユ「だってイクスは神官だもん」
えぇーーーー!!!
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狐 - 続きが読みたいです。パスワードを教えてください! (2018年6月3日 10時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます!作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ranx | 作成日時:2016年9月3日 18時