朱い髪 ページ30
ふらっ…
毒がまわり崖から落ちそうになるハク
…がっなんとか片手で命を繋ぎとめている
『ハクッ！！！』
ドクンっ
死んじゃう…
このままじゃ
ハクが…
ダッ
ハクの元へと走るA
テ「姫っ！お待ちください！」
髪を掴まれ身動きが取れなくなる
テ「いけませんよ姫…あの男の元へ行こうなどと…あなたは私と共に城へと行くのだ」
くっそ…
こんな髪
ザッ
隠し持っていた小刀で髪を切り捨てる
させない
絶対に殺させはしない
「高華国屈指の武人ソン・ハク将軍を打ち取れるなど…なんたる名誉」
兵がジリジリとハクに詰め寄る
『ハクから離れなさい！！』
「姫様は大人しく…」
テ「よせ！姫を傷つけるな」
「しかし…」
！！
これが…あのヨナ姫…だと…！？
なんとゆう殺気を放つんだ
目を逸らしたいのに…そらせない
このままずっと見ていたいとさえ思ってしまう
ハ「お前っ…馬鹿野郎…逃げろ」
『嫌だ…絶対やだ！ハク死んだら許さないっ…』
必死にハクを引き上げようとするA
A…
いくらお前でも俺を引き上げる力はないだろう
なのに
お前ってやつは
テ「何をしている！ハクから姫を引き離せ！」
ダッ
姫を捕らえようとした兵士の手がおもわず背中を押す形になりハクとAは谷底へと姿を消してゆく
テ「…せ…探せ！いますぐ！姫をお助けするのだ！！」
取り乱し、身を乗り出すテジュンを必死に抑える兵士
「落ち着いてください！この谷は人の踏み入れぬ場所，この高さから落ちたら助かりません！姫は…もう…」
テ「ヨナ…姫…」
事実を受け止めきれず呆然と佇むテジュン
その手には切り取られた綺麗な朱い髪が握りしめられていた
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狐 - 続きが読みたいです。パスワードを教えてください！ (2018年6月3日 10時) (
レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます！作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ranx | 作成日時：2016年9月3日 18時
