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咆哮 ページ27

古よりこの高華国の未来を見据えてきた神官様
その神官様なら私たちがどうするべきか示してくださるだろう


じっちゃんがそういうもんだから
探し始めたはいいけど

どこにいるかもわからない人を探すのは途方も無い

けど…
何故だろう
"絶対会える"

どこからともなくやってくる
この確信めいた気持ち


「どうした?」

『ううん!なんでもない』

「…ところで、この辺をしらみつぶしに探すとなると野宿になるけどどーする?」

何をいまさら
『野宿になんて慣れてるよ』

「この辺りは冷えるぞ」

『そん時はハクにくるまって寝るよ』



・・・


「お前な…そうゆうことを平気で、まぁいいけどいたずらすんぞ?」

いたずら…?

「いたずらってのは…」




グイ
岩場に押しやられ背中が岩壁にあたる

「こうゆうこととか…」

両手で頬を包まれ
ハクの唇が首筋をかすめる


ん??



あれ…
足音が聞こえる



「40…」

『いやもっと…50か』


追っ手か





『さて…ハク。もうおふざけは終わりだよ』
「そうだな…」

"暴れるかっ!!"



向かいくる敵に意識を集中させていると

ポン

ハクの手が頭に触れる
「あのな、お前は今は姫さんなんだろ。その殺気をしまいなさい」


あっそうだった

「お守りしますよお姫様」



ダダダダダッ




ニヤっ

ハクの口角が怪しげに上がる




一瞬だった
ハクが大太刀を一振りしたとたん
何十にもの兵がその場に倒れ込む


すごい

身体が震える
ハクが怖いから…?

違う
武者震い

私も闘いたい

沸々と沸き起こる嫌な感情

手首に紅の痣が浮かび上がる



またかっ…くっ…
抑えろ…闇に染まるな

己を保て






ハ「やっぱりあんたらか」

ハクの声に顔を上げるとそこには
カン・テジュン


テ「雷獣は健在だな、ソン・ハク将軍」

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- 続きが読みたいです。パスワードを教えてください! (2018年6月3日 10時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます!作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ranx | 作成日時:2016年9月3日 18時

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