旅立ちの日 ページ26
夜明け…きれいな暁
さて、行きますか
『テウ!今日はちゃんと門番してんだね!』
テ「背中預けるやつがいないと眠れねーなから…ってあんた…A?」
そっか
ヘンデ…あの傷だもんね
『あっ初めましてテウさん。なんつってー』
テ「驚いた…あの眠ってる訳あり姫さんそっくり…んでそんな格好でどこへ?」
『あぁ私ここ出るから』ニッ
テ「へーいってらっさい…って、マジで?」
『あの子のことよろしくね』
テ「だって…若長」
えっ
ハク…どうして
ハ「お前な…勝手なことしすぎ.今や俺はイル陛下を殺し姫を連れ去った極悪人。そんなおれがここに留まる方がやばいだろ…」
そうかもしれないけど…
それじゃ姫さんは
『姫は誰がお守りするのよ⁉』
ハ「ここにはじぃーさんもいる.それに…ここの奴らは頼りになる。それはお前が一番知ってんだろ?」
じっちゃんにテウ…ヘンデ…
みんな
たしかにそうだけど
ハ「雷獣がついていってやるってゆうんだから喜べよA…それにお前ソンの名を返したらしいじゃねぇか…俺もじーさんに名を返してきた…これでオレらは兄妹なんかじゃねぇ,用心棒代はその身体で…」
ベシッ
ム「このクソガキ!!!さっきから聞いていればAに対するその態度…貴様…己の妹に何しようとしてくれとるんじゃ!」
『じっちゃん何怒ってんの?ハクは兄妹じゃないんだからもう守られてるだけじゃなくてこの身体でオレのことも守れって話してたんでしょ?』
・・・
『たしかに私強いけどさ〜さすがにハク兄を守れるかどうか自信ないなぁ〜まぁでもそれなりにはがんばるよ!』
ム「ハクよ…お前なんだか可哀想に思えてきたぞ」
テ「ドンマイ。若長」
肩を落とすハクを慰める二人
『ムンドク長老…』
ム「じっちゃんでいい」
うぅ…
ム「孫を二人も手放すことになるとは…忘れるでない…いつかお前たちが再び絶望に立たされ助けを求めた時、我ら風の部族は誰を敵にまわしても味方であることを…」
離れていても
お前たちは変わらずワシの孫じゃ
『じっちゃん…行ってきます!』
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狐 - 続きが読みたいです。パスワードを教えてください! (2018年6月3日 10時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます!作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ranx | 作成日時:2016年9月3日 18時