暁のヨナ_緋の光_

過去 ページ21

ーハクsideー


ハ「どうして嘘だと申されるんで？俺と姫は幼少時より将来を誓い合った仲ですよ。ね？姫様」


くそっ…
咄嗟に出てきてしまった
貴族様とはまことに面倒な生き物
関わらずに放っておくべきなのに


『えっ！えっと…』

話し合わせろよ姫さん


グイ
さらに顔を近づける


///
ドキッ

あれ…何故だ…
いつもみてるヨナ姫
今日は何故か別人に見えてしまう



ハ「どうしました姫様そんなに照れなくても」
とりあえず今は話を合わせろ(ボソっ


『や、やぁーね！人前でハクったら！オホホホ』


カ「ヨナ姫様はこやつを好いてらっしゃるのか？」


『う、うん。好きよ！ハクのことが大好き』


ギュ
腕にしがみつきそういうヨナ姫


可愛い…



ってオレはなにを考えてんだ





カ「くそっ…」



カン・テジュンは去っていった

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