ちぎれた絆 ページ13
ピチャ…ピチャ
刀から浸り落ちる血
倒れている陛下
そこは…もう…血の海
ドン
崩れ落ちるヨナ
ヨ「…父上が
…早く…医務官を…A…」
ゆっくりと陛下に近づき首元に手を当てる
もう…ダメだ…
グッ
『スウォン様…これは…一体』
体の奥底から沸々と湧き上がる抱いてはならない感情
ス「イル陛下はもう目を開けません…私が殺しました」
ヨ「な…にを言って…貴方は…そんなこと…できる人じゃ…」
ス「…貴女は知らない。私がこの日の為に生きてきた事を」
スウォン…それがあなたを苦しませてた闇の根源なの？でもなぜ…どうして…
『何故です！陛下は貴方を幼い頃からとても可愛がってらっしゃった！』
従者の私にでさえ分け隔てなく接して下さった陛下
ス「そうですね私もイル陛下が大好きでしたよ．争いを恐れる臆病者だと囁かれてもそれが陛下の優しさなのだと…でも…そうではなかった…そうではなかったんです」
そこでスウォンから語られる真実
私の父ユホンを覚えていますか？
父上は幼少時代のり勇猛果敢で利発
成人して軍を率いれば常に勝利を収める覇者でした
しかし先王が国王に選んだのは父 ユホンではなく叔父のイルでした
誰もが理解できなかった
ただでさえ王位継承権は長男にあるのになぜ軟弱な弟のイル様をお選びになられたのかと
しかし
父上は笑っていました
ーー俺は弟を守り民を守る為に前線で戦い続けようぞーー
私はそんな父を誇り、深く敬愛した
この命を父上のために捧げようと
そう思っていたのに…
王位に就いた後イル陛下は実兄であるユホンを殺害したのです
わかりますか？
武器を嫌い争いを避けていたはずのイル陛下が父上を剣で殺したのです
ヨナ姫…だから私は
10年前からこの日の為に生きてきた
父上の敵を討ち父上の遺志を受け継ぐものとして
私は
ーーこの高華の王となるーー
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狐 - 続きが読みたいです。パスワードを教えてください！ (2018年6月3日 10時) (
レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます！作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ranx | 作成日時：2016年9月3日 18時
