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ボウルに無塩バターとはちみつを入れて、泡だて器でよく混ぜて。
卵を少しずつ入れて混ぜたら、薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけて入れる。
混ぜたら常温に戻しておいた牛乳をいれて……
粗めにつぶしたバナナをイン！
軽く混ぜたら、型に入れて輪切りにしたバナナを入れて。
｢180℃に温めておいたオーブンで18分、っと｣
オーブンのドアを閉めて焼きの工程に入ると、隣で見ていた二千華さんが興味深そうに中を覗き込む。
二千華｢すごー。A、料理も上手なのにお菓子まで作れるとか、女子力最強じゃん｣
｢そんなことないですよ｣
二千華｢ノーノー！A、そこはありがとう、でしょ？褒め言葉は素直に受け取る！オッケー？｣
｢……ありがとう、ございます？｣
二千華｢それでいいの。そうすれば言った方も言われた方も気持ちいいでしょ？｣
｢そうですね｣
ふふ、と二人で顔を見合わせて笑う。
｢二千華さん。焼き上がるまで私ちょっと自分の部屋に行ってきます。10分したら戻ってくるので｣
二千華｢りょーかい！私はここで見張ってるね｣
お願いします、と二千華さんにあとを頼んで、2階にある自室へ戻る。
クローゼットの中から箱を取り出すと、窓際の机にその中身を広げる。
昨日少しやっておいたから、マフィンが焼ける頃には完成するかな。
てきぱきと頭の中で考えていた段取りで進めていって、最後の仕上げに入る。
｢できた……｣
うん。
なかなかいい感じ。
時間を見るともうすぐマフィンが焼けるころ。
完成したそれをクローゼットにしまって、二千華さんが待っている食堂へ向かった。
食堂の入り口までいくと、ほんのり甘い匂いが鼻をかすめる。
｢おまたせしました〜｣
二千華｢お〜。グッドタイミング。あと1分で焼けるよ｣
めちゃくちゃいいにおいする！と興奮気味にオーブンを覗く二千華さん。
私も並んで覗くと……うん。いい感じの焼色が付いてる。
５・４・３・２・１……
｢わ〜。いい匂い……｣
二千華｢A、写真撮ろ！またインスタ載せるからこのトレー持って！｣
｢え、マフィンだけ写せばいいじゃないですか｣
二千華｢フォロワーさんたちはAのオフショットにめっちゃ反応してたからさ〜。やっぱA需要あるんだなって思って。ファンサービスだと思って、ね？｣
彼氏も絶対喜ぶよ、という二千華さんの言葉に、私は負けてしまった。
もう、藍くんに向けて見せてると思って撮ってもらお。
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めー(プロフ) - たかみさん» 女子悔しかったですねー(>_<)少しの間、何も考えられませんでした·····。楽しみにしてくださってありがとうございます！藍くんとの絡み、もう少し増やしたいと思ってます(*^^*) (10月11日 12時) (
レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
たかみ(プロフ) - 女子悔しかったなとか色々思い出しちゃいました。。これからの藍くんとの絡み期待してます。更新楽しみにしてます！ (10月11日 8時) (レス) @page13 id: 1bef4440db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めー | 作成日時：2023年10月10日 0時
