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9 ピオ ページ9

ショーチャンピオンblockb控え室。

「アンニョンハセヨー!」

いつものように扉をあける。
スタッフたちに挨拶をして、メイクをされてる彼らの元へ。

「テイルー!あんにょん!」
『あぁ。A』
「テンション低!起きたとこなの?」

むすっとしたテイルはそっぽを向くだけ。
テイルとは同い年で、小さい時から親同士仲が良い。だからこうして、よく楽屋に顔を出させてもらったりご飯にいったり宿舎にいったりさせてもらってる。だから寝起きのテイルの機嫌がよくないのもいつもの事。
メイクヌナが苦笑い。

「いつまでもイライラしてないでよね」
そう言って顔を覗き込む。
ほんのちょっとだけ笑った。
「ふふ、よし」
そう言ってテイルのそばを離れる。

「ジコー!」
少し離れたソファに座っていたジコに後ろから抱きつく。
『うわっ!Aヌナ!来てたの!』
「さっき来たのー。テイルすっごい機嫌悪いからこっちにきた」
『あー、寝起きだから』
「今日もジコかっこいいよ!ファイティン!」
サングラスをツンツンしてやった。
『ヌナもかわいい〜』
変なかわいいダンスしてくれた。ありがとう。

ゆぐはみんなを撮影してる。
偉いな、あの子は。

あ!ジェヒョなんか食べてる。
「わたしも食べる〜』
そう言って食べかけのおにぎりを一口いただく。
ラーメンをジコに、おにぎりをわたしにかじられたジェヒョは半泣き。
『ヌナ!ジコやめろ〜』
ジェヒョをからかうのは楽しい。ほんとに可愛いんだもん。

「ミニョクー!ゆぐー!」
ソファに座っていたミニョクの隣に座ってぴったりくっつく。頭は肩に、腕はからめる。
ゆぐは笑いながらカメラをおろす。
『ヌナ!いつもやめてよー』
肩を押される。ミニョクは照れてる。
「なんで。ここが落ち着くの」
『俺は全然落ち着かないよ』
ミニョクの声が弱々しい。
「いいじゃん。痛い?」
『痛くないけど後が大変なんだよ...』
小声でつぶやく。
「後って?」
ミニョクがテイルをチラッとみて、楽屋をキョロキョロ。

『ヌナ、もうすぐキョンがくるよ』
ゆぐの一言でパッと立ち上がる。
扉の方から私を呼ぶ声。

『Aヌナー!』

きた。

ジコの方へ逃げようと進みだしたところに後ろからホールド。遅かったか。

『ヌナ!会いたかったよ!会いに来てくれたの?俺の為に?』
「キョンのためじゃなーい」
「ゆーぐー」
『キョンヒョン、撮影あるからしていい?』
『このまま』
「だめでしょ」

メイクが終わったテイルの元へ逃げる

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らん(プロフ) - すーんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。中々思うように出来ませんがまた見てください。ありがとうございます (2016年8月20日 1時) (レス) id: be474ec87e (このIDを非表示/違反報告)
すーん(プロフ) - ハマりました!更新まってます! (2016年8月20日 0時) (レス) id: dc57f5d664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らん | 作成日時:2016年8月17日 0時

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