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11 ピオ ページ11

ピオにくっついたまま後ろを振り返る。
テイルがいるだけ。

『俺は怒ってないよ〜』
スマホをみながらヒラヒラ手を振ってる。

『ヒョッ、ヒョン!」
焦った声のピオ。
ふふふ、可愛い。

「ねー、ジフン好き」
ギュッと抱きしめて思わずポロリ。
はっ!と気づいたらみんなが真っ赤。

『ヌナ』
『大胆』
『ピオの顔』
『だめっ』
『ヌナの顔』
『だめっ』
『やっとなの?』

テイルがチュッパチャプス食べながらほんとにだるそう。それにみんなが笑う。
ピオも笑ってる。

あっ、と思って慌てて離れる。

「ごめんね、つい」
髪の毛を耳にかける。そわそわする。
だめだ、今日のピオが可愛すぎて本音を口にしてしまった。
そーっとピオの顔を見上げる。

『あー...』
頭をかきながら困った表情。
あ、どうしよう。
ミニョクの方へ歩き出す。
『ヌナ』
ピオに呼び止められる。
テイルの方へ行きかける。
『来ないで』
拒否。
どうしよう、何言われる?何か言われる?

年上ヌナがマンネを好きになるなんてだめだった?

テイルのそばをチョロチョロしてるピオが可愛いなって、こんなにおっきくて低音なのにマンネって可愛いって思ったのが始まり。
自由な発想、でも挨拶も礼儀もきちんとしてヒョンたちのことを尊敬してる。ペンへの優しさ忘れない。そしてなりより、オンとオフのギャップがすごい。たまらない。メンバーみんなオンオフあるけど。ピオからは目が離せない。


『俺...』
ピオが何か言いかける。
目をギュッとつぶってしまう。怖い。

『ジフナ』
テイルの声。私の手を握ってくれてる。
『大事なことだから、2人で話してきて』
『ほら』
そう言って私の手をピオにつながせる。
『こんなとこじゃムードもないでしょ。まだ時間あるし』
口の中で飴を転がしながら言う。
『Aも、大丈夫だから』
そう言って背中を押される。
『必ず戻ります!』
『当たり前だ』ジコの声。


『ヌナ!ちょっと話があるから行こう』




ピオが私の手をひいて扉を開けた。
私の手をひっぱるピオの後ろ姿に目が離せない。

12 ジコ→←10 ピオ



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らん(プロフ) - すーんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。中々思うように出来ませんがまた見てください。ありがとうございます (2016年8月20日 1時) (レス) id: be474ec87e (このIDを非表示/違反報告)
すーん(プロフ) - ハマりました!更新まってます! (2016年8月20日 0時) (レス) id: dc57f5d664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らん | 作成日時:2016年8月17日 0時

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