Fantastic◆ActionーTFー【ファンタビ】

65:見惚れて←3.10更新 ページ19

A「＿＿＿＿っ、あ…ごめんなさい！暗くなっちゃ…」





ナギニ「ラ、ラベットナードさん！」





Aが慌てて笑顔を作ると、ナギニはAの冷えた両手を包み込んだ。





ナギニ「やっぱり…服、選んでもらおうかな…あと、その…敬語、止めて」





今まで無表情だったナギニが、コロコロと表情を変えていく。






Aはコロコロ変わるナギニの白く美しい顔に、しばし見惚れてしまっていた。






A「う、うん…！ありがとう、ナギニちゃん！」





・・・・・




クリーデンスとAは、ナギニに似合うジャケットやコートを探し回った。





その間に、三人の中で壁というものは無くなっていた…。





クリーデンス「Aは…他の奴らとは違う」






A「え？」





Aは白いコートを広げながら、聞き返した。





クリーデンス「なんか…ガツガツしてないと言うか…とても、初対面とは思えないんだ」






A「そ…そう？」






Aは苦笑し、コートを元の位置に戻す。





結局、クリーデンスの選んだオフホワイトのジャケットになった。





会計を済ませ、早速着てもらった。

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