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アイドル編11 ページ24
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会場はずっと盛り上がったまま、コンサートも後半。
できるだけステージに立ち続けて、歌っては踊ってと、体力もだんだん削れてくる。
それでも、まだ歌えると確信できるのは、やっぱり日頃の戦闘訓練のお陰だろうか。
「まだまだ盛り上がってますか〜！！」
イェーイと、会場が震えるほどの声が返ってくる。
「まだへばっちゃダメですよ！！！」
ふと、私はステージ付近の席を見た。そこには丁度、私が招待した皆んなが座っていた。
お茶子ちゃんはサイリウムを精一杯振っていて、それに続いて控えめに皆んな振っていた。
(あれ、かっちゃんだけ振ってないじゃん)
彼らしい。そう思って、かっちゃんを見つめたまま、
「次の曲は、ライバルに向ける曲です！」
かっちゃんは、目を見開いて、私を見つめた。
かっちゃんだけじゃない。出久くんも、お茶子ちゃんも、轟くんも、切島くんも、百ちゃんも、響香ちゃんも。
「私は、負けません！」
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作者名：さっくぅ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/
作成日時：2018年8月26日 16時
