【ヒロアカ】幼馴染が有名アイドルになって帰って来た件2【爆豪勝己】 (ページ15)

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アイドル編2 ページ15

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うおおお！と、歓声がA組から上がった。外を通り過ぎる他クラスの人の視線が痛い。
このチケットは、私が拒絶するマネージャーがくれたもの。最終日の東京ドームのチケット。
あのマネージャーがこんな気の利く事をするとは思っていなかったけど。

「最終日…暇なら譲るよ。日曜だから3時から。ただ、6人ね」

んぐ…と擬音が聞こえそうな程、皆んなの表情が変わる。そして、すぐにチケット争奪戦は始まったのだ。

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「じゃあこの6人に決定ね」

私を除く20人が、一斉にじゃんけんして、やっと決まったと思えば、昼休みだった。
朝、初めに3分の1程が負けて、続けようと思ってもすぐに相澤先生が到着。決着は延期。
そして、何だかんだ休み時間に続けて、昼休みになった。

私の特等席チケットを手に入れたのは、お茶子ちゃん、出久くん、かっちゃん、轟くん、切島くん、響香ちゃん、百ちゃんだった。

「オイオイ…轟と八百万なら特等席ぐらい買えるだろ…」

上鳴くんがそう悔しげに言うと、今度は轟くんが、

「引操から直接もらうチケットとはまた別だろ」

と、きらきら顔を輝かせていた。