【あんスタ】いまさら プロデューサーと いわれても

34　◇.兄 ページ35

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「まさか…」


宮原、という単語を出すと朔間先輩は絶句した。




『申し遅れました。



私の名前は宮原A。









1人兄がいます。






その兄の名は……』





「『宮原凪』」


朔間先輩も私の兄の名を呟く。





やっぱり、あってた。



兄が毎日のように話していた朔間は、

この朔間先輩だ。



「しかし、驚いたのう。

宮原先輩に妹がいたとは…」


『まぁ、年も結構離れてますからね。4年、だった気がします。



そして何より、









私達兄妹は仲が悪いですからね。



なので、私は滅多にあの人の名前は出さないんですよ』


「ふふっ、そうかそうか。



やはり嬢ちゃんは面白い。








気に入った。


明日我輩のユニット、“UNDEAD”のプ
ロデュースに来てくれないかのう？」




少し考えるように手を顎に添える。


『はい、勿論です。』


考えた末、断る理由は見つからなかった。



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夢主ちゃんの兄、
宮原凪(ﾐﾔﾊﾗ ﾅｷﾞ)。

夢主ちゃんは、兄が関係すると口調少し(？)が変わる。
自他共に認める仲の悪さ。


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