検索窓
今日:15 hit、昨日:9 hit、合計:82,793 hit

62 ◇.約束 ページ25

**




『兄さん、あのね……




私、夢ノ咲学院が好き。

やっと慣れてきて、友達もできてきた。』





「けど、約束は約束だろ…?


破るって言うんだったら、前も言った通り、

夢ノ咲学院のアイドル達みーんな潰すからな?

俺にはそれだけの力がある。Aも知ってるだろ?」




『うん、知ってる。


実際、私のバンド潰されたしね』



そこで、振り返り兄さんと目を合わす。

屋上の柵に腰掛ける。



『約束は破らないよ。







.









まぁ、守れもしないけど…♪』




そう微笑んで言い、






体を後ろへ傾け、柵から手を離す。



「…は、ちょっ…A…!?」




屋上から重力に逆らわず落ちていく。


全身に感じる浮遊感が気持ち悪い。









けれど、これで最期。









.









『あはは……最初からこうしておけば良かったんだ____♪』




**

63 ◇.日々樹先輩→←61 ◇.勝負の結果



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
222人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すのーどろっぷ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。