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62 ◇.約束 ページ25
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『兄さん、あのね……
私、夢ノ咲学院が好き。
やっと慣れてきて、友達もできてきた。』
「けど、約束は約束だろ…?
破るって言うんだったら、前も言った通り、
夢ノ咲学院のアイドル達みーんな潰すからな?
俺にはそれだけの力がある。Aも知ってるだろ?」
『うん、知ってる。
実際、私のバンド潰されたしね』
そこで、振り返り兄さんと目を合わす。
屋上の柵に腰掛ける。
『約束は破らないよ。
.
まぁ、守れもしないけど…♪』
そう微笑んで言い、
体を後ろへ傾け、柵から手を離す。
「…は、ちょっ…A…!?」
屋上から重力に逆らわず落ちていく。
全身に感じる浮遊感が気持ち悪い。
けれど、これで最期。
.
『あはは……最初からこうしておけば良かったんだ____♪』
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