50 ◇.心配と同等 ページ11
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「まぁ、嬢ちゃんもわんこもがんばれ。応援しとるよ♪
けど、相手が“宮原先輩”じゃからのう。難しいじゃろ…」
分かってはいたが、朔間先輩に言われると本当に無理な気がする。
「じゃから、我輩らもできるかぎり協力しよう。
明日からレッスンを始めるぞ。
我輩らがプロデュースしてやろう♪」
『ほ、本当ですか…！？』
微笑み頷く朔間先輩。
朔間先輩が協力してくれるなら百人力だ。
「くく…そうと決まれば我輩も動き出さなければのう…♪
ほら、外はもう暗い。早く嬢ちゃん達も帰ったほうがよかろう」
朔間先輩の言葉に促され、練習防音室をあとにした。
「転校生」
練習防音室を出てすぐ、乙狩君に呼び止められた。
『えと、何ですか？』
「外はもう暗い。一人で帰れるか？」
乙狩君は私を心配してくれてるんだ…
『大丈夫ですよ。ありがとうございます、乙狩君。』
「そうか…。何かあったら大声を出せ。すぐ駆けつける。」
手を振り、乙狩君とも別れる。
生徒玄関へ行くと、人がいる気配。
最終下校時刻はもう過ぎてる、
私とUNDEADのみんな以外は帰ってるはず。
あの世の者とかじゃないよね…！？
玄関の扉にもたれかかるようにして、体育座りをしている。
顔を伏せているので、顔は見えない。
『あの、どうかしましたか…？』
勇気を出して、話しかけてみる。
「え、うわぁあああああああ！！？
おばけぇええええ！！？」
『うわぁあああああああ！！？』
いきなり叫ばれ、私まで叫んでしまう。
『えっと、宮原です…！宮原A！転校生です、お化けじゃありません！』
「え、転校生…？ﾋｨ…!!」
あれ、お化けじゃないって分かっても怖がれてる。
あ、UNDEADのみんなが普通に接してくれていたから忘れてた。
私、避けられているんだ。
お化けと同等の存分かも。
『ごめんなさい…。
うずくまっていたから体調でも悪いのかな、って思いまして…』
「い、いえ、、、せ、拙者は元気でござるよ。お気遣い感謝するでござる…！」
ん？忍者口調…？？
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すのーどろっぷ(プロフ) - 薺(サイ)さん» ありがとうございます!!いやー、私ツンデレが大好きでして…←自分でもツンデレ過ぎかも?と思いながら書いてましたw (2018年3月16日 9時) (
レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
薺(サイ)(プロフ) - めっちゃ面白かったです！！！最後にツンデレにも、程があるやろぉぉおぉ！！！って叫んじゃいました！！w (2018年3月16日 5時) (レス) id: a0f0fdc5d9 (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 猫月椿さん» ( 'ω')ふぁっ寂しいなんて思ってくださるなんて…!貴方様が神ですかっ!!ありがとうございますぅう;;;; (2017年10月21日 18時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
猫月椿(プロフ) - すのーどろっぷさん» いえいえ、まぁ終わってしまうとなると少し寂しいですね〜 (2017年10月21日 16時) (レス) id: 1947566653 (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 猫月椿さん» ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞありがとうございます!!楽しんでいただけたなら良かったです…;;;; (2017年10月21日 10時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
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