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誤解が解けたのなら、それだけでいいから。
そう思いながら、植物室へと足を運んだ。
植物室には、運悪く、誰もいなかった。いない方がいいのかもしれないけど、誰かと話すためにここへ来たのだから、誰かはいて欲しかった。
えー…どうしよう…そう思っていると、
「きゃぁぁぁあ！」
という悲鳴が、どこかから聞こえた。
え、え、何？どうしたんだろう、何が起きたの？虫でも出た？転んだ？それとも…
…もう、狼が、動き出した…？
どどどどうしよう…どこ？どこなんだろう…？
そう思ってあたふたしていると、廊下から足音が聞こえた。そうだ、廊下へ出て、足音の消えた先を辿れば、なんとか…道がわかったり、しないかな…？
廊下に出て、足音が消えてった方…1階へと、向かった。
が、1階へ来てから、道に迷ってしまった。
どこだろう、ここは。迷子だ。どこなんだここは。どこへ行けばいいんだ…？
そう思って、辺りを見回していると、どこかから歩いてきたリンタロウくんが、慌てて話しかけてきた。
「え、ライムちゃん！？こんな所で何してるの！？」
「すみません！何かあったのはわかるんですけど、どこから聞こえたのかわかんなくて、ずっと道に迷ってたんです…！」
「そうなの！？えーと、こっちだよ！ついてきて！」
そう言われて、手を引かれた。相手は、意外と足が速くて、少し苦労した。けど、ついて行かないと場所がわからないので、全力を出して、なんとかついて行った。運動系じゃないのについていけたのは、彼が少し遅く走ってくれたからだろうか？それはわからない。
シャワールームの扉の前で、リンタロウくんは止まってしまった。
そして、こちらを振り向き、少し困ったような顔で、確認を取ってきた。
「えーと…こんな状況で言うのもなんだけど…ライムちゃんって、血とか、大丈夫な人？」
「わ、わかりません…けど、行かないわけにはいけないので…行きます…！」
「そっか！ライムちゃんは偉いね♪じゃあ…行くよ？」
そう言われ、手を引かれた。わざわざ、萌え袖のパーカーから手を出して引いてくれたので、優しい人なんだな、と思った。
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ゆのみ(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» ありがとうございます！少しずつ更新していく予定なので、ゆっくりお待ち頂けますと嬉しいです…！ (2021年9月11日 21時) (
レス) id: 19928cbf59 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年9月11日 1時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのみ(プロフ) - nayuさん» nayuさん…！はい、更新頑張りますっ！コメントありがとうございます(^^) (2021年7月19日 10時) (レス) id: 19928cbf59 (このIDを非表示/違反報告)
nayu - ゆのみさん！スランプ状態なのはわかっていますが、更新頑張ってください！ (2021年7月19日 6時) (レス) id: 900d4dc860 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのみ(プロフ) - nayuさん» ありがとうございます！そう言って下さり嬉しいですっ！ライムちゃん、大人っぽくするつもりだったのですが、結構可愛くなっちゃいました(笑) (2021年6月27日 12時) (レス) id: 19928cbf59 (このIDを非表示/違反報告)
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