すとーんずと同級生 (ページ25)

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『それより慎太郎くんなんで…』

ツーツーツーツー

切れてる……

普通黙って電話きる！？！？

そのあと麻耶ときょもにも連絡して

ふたりにも怒られて、眠りについた。

次の日

ジェシー「おはよう。Aちゃん。」

『あ、ジェシーくんおはよ。なんか久しぶり？』

ジェシー「昨日元カレくんとデートしてたの？？」

『デートじゃないけど…待って。なんで知ってるの』

ジェシー「樹が昨日グループLINEで言ってたよ。」

『あぁ、そうなんだ………』

ジェシー「Aちゃん俺ともデートしてよ。」

『だから、デートじゃないって、』

ジェシー「俺とはデートしようよ。
今日一緒に帰ろう？？用ある？？」

『用…は無いけど…』

ジェシー「じゃあ決定ね！！帰り迎えいくから！」

そう言って走っていってしまったジェシーくん。

待って、デート？私とジェシーくんが？？

なんで？？？？

モテ期…………………？？？

麻耶「モテてるね、あ、おはよ」

『麻耶！！』

麻耶「ジェシーもね～ふーん、」

ってなんかボソボソ言ってる麻耶。

教室に向かうと廊下にじゅったん達。

あ、慎太郎くん。

目、あっちゃったと思ったらすぐそらされる目。

胸がズキッと傷んだ。

じゅったんやきょもがなんか言ってたけど

何も耳に入ってこなかった。

そうだよね…慎太郎くんもう彼女いるしね。

いつまでも好きでいたら迷惑だよね。

紫耀や、本気か分からないけどジェシーくんと

向き合った方がいいのかもしれない。

私はそんなこと考えていた。