わん(.......) ページ3
『 ___え〜続いてのニュースです。先日来日した央国星のハタ皇子ですが 新設された大江戸動物園を訪れ〜』
「銀さん 銀さん 」
「あの動物好きのバカ皇子 またこっちに来てたんスね。」
ニュースではハタ皇子と呼んでいたのに変わらずバカ皇子と呼ぶ人間をかけたメガネ。新八
「ちょっと...きいてます?」
そんなメガネの言葉を返さないこの家の主。銀時
そして
「ただきまヨ〜」
「あ、おかえり」
さっき持っていた酢昆布の代わりに買い物袋を持った酢昆布娘。神楽
「トイレットペーパー買ってきてくれた?」
「はいヨ」
スーパーで買ったばかりのトイレットペーパーといえば何ロールも同じ袋に入っているだろう。
途中で野糞でもしない限り
だが神楽は新八の手のらに置いた。
たった”1ロール”のトイレットペーパーを
「...神楽ちゃんあのさァ...普通何ロールか入った奴買ってくるんじゃないの。これじゃあ 誰かお腹壊したら対応しきれないよ」
「便所紙くらいでガタガタうるさいアル 姑かお前!」
「世の中には新聞紙をトイレットペーパーと呼んで暮らす貧しい侍だっているアル」
「?」
そんなどっかの天パの死んだ魚の目をした侍から聞いた事を話す神楽の声で目が覚めたのか、それとも様々か。
銀時の目が覚めた。
そんな彼が見たもの...それは
『...』
大きな白い犬であった。
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作者名:きたろー | 作成日時:2019年3月4日 0時