国家機密×国家機密

中間テスト ページ8

焼きたてのパンの匂いで目が覚める

『おはようございます』

七海「おはようございます慶は…？」

『私まだ死にたくないので…』

七海「そんなこと言わずにお願いしますよ…今度一緒に買い物行きましょ、ね？」

『仕方ないですね…』

部屋に行ってベッドを覗き込む

『慶起きて』

慶「あと3時間…」

『バカ言わないの今日テストだよ』

慶「サボる」

『ダメ』

慶がしぶしぶ起きる
すると2段ベッドの1段目を出る所(分かるかな)に思いっきり頭をぶつけた慶

『大丈夫？！』

慶「………？」

なんだいつもの事か

慶は寝起きだと何も出来ないぶつかった事にも気づかない
危なっかしい…
慶の手を引っ張って食卓に連れて行く
そしてパンを詰め込ませればなんとなく起きてくる

慶「……おはよ」

七海「おはようございます2人ともそろそろ家を出ては？時間が…」

『やばっ！慶行くよ！』

制服に着替えて慶と家を飛び出す

七海「行ってらっしゃい」

2人「いってきまーす」





その日の帰り道
慶「テスト簡単だったけど…」

『あの慶くんがどうしたの？』

慶「出題範囲が違う…」

『はぁ？馬鹿な事言わないでよ』

慶「だってこのプリントだと教科書の58ページまでの筈なのに今日やった所は102ページの範囲」

そうか慶は全部覚えてるんだった

『疑って悪かった』

慶「いや別に」

『慶の言った事が本当なら…私達は嘘の情報を流されてたって事……？』

慶「そうなるな」

『理由が分からない…』

慶「考察は俺の担当じゃないついでに今日の夕飯何がいいか？」

『慶の作った物ならなんでもいいや強いて言うなら焼きそばかな』

慶「そこのスーパーで材料買って行くぞ」

『ラジャー』

夕飯を食べている時に慶に話しかける
今日は七海さんは任務で居ない

『今夜の任務内容は』

慶「1級を3体」

『多くね？』

慶「なんか群れてんだよな…まぁ俺ら一級だから勝つのは当たり前だろ」

『まぁね』

任務〜過労死〜♪→←聞いてないよ……

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