国家機密×国家機密

家族 ページ18

さて、修学旅行から帰って来た夜

『コレは真希さんに…これは棘くんにあげようこれはパンダでいいや…伏黒先輩達は…そうだ虎杖くんの手合わせ！そのついでに持って行こうかな…1年生に野薔薇ちゃんって女の子も来たんだっけ…』

七海「どうしたんですか？」

『あ、いえお土産誰に渡そうかなって』

七海「成程」

五条「なんか七海とAってさー」

俺もそうなんだけどと繋げて五条先生が言う

五条「似てないよね」

『え？！似てませんか？』

慶「結構性格似てると思ったんだけど…」

五条「いや…似てる似てないじゃなくて…うーん…
よそよそしい？」

『割と甘えてる方ですが…』

五条「ほら！敬語！なんか悲しくない？俺の事も先生付けて呼ぶし」

『逆に悟とか呼んで欲しいですか？』

五条「また敬語…」

『って言うのはジョークで…分かんないんですよ甘え方が』

慶「親に甘える方法とかも…親にしょっちゅう会う訳でもないし」

七海「まぁそこは強要しませんよ2人の好きなように」

五条「七海がA達に敬語使うからじゃない？親ならもっとタメ口でさ」

七海「確かに、天鉄先輩達はどんな教育方法でもいいと言っていました、が、あまり甘やかしても意味が無いと思ってます」

五条「でも愛情不足は後々に響いて僕みたいになるよ」

慶「確かに俺達は甘え方が分かんないし可愛げもない。甘えたいと思った事も沢山ある。でもコレで七海さんに迷惑をかけたくない」

『勿論五条先生にも、だから五条さんじゃなくて1歩引いた五条先生で呼んでるんですよ』

うーん…と4人で頭を回す

七海「私は2人が甘えて来ても迷惑だとは思いませんそれよりも五条さんみたいになられた方が困ります」

七海「だから好きなだけ迷惑かけて下さい子供の特権ですよ」

慶「ホントですか…？じゃぁ俺七海さんの事建人さんって呼びたい」

『私も』

五条「お父さんの方が良くない？」

『じゃぁパパ？』

五条「パパー！」

『分かった！悟父さんと建人お父さんだ！』

慶「それいいね！そうしよう」

A、慶「改めてよろしくお願いします悟父さん建人お父さん」

七海「フフっ…よろしくお願いしますA、慶」


『所でなんでこうなったんだっけ』

慶「覚えてるけど俺にも分からん」


明日の時間割を揃え悟父さんに高専に行ける日を聞く
来週だそうだ話でしか聞いた事ない文通しかしてない
2年の先輩や伏黒先輩にも会える
楽しみだ

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