5話 ページ6
貴方side
一二三君と会うのはいつぶりだろう。
お付き合いし始めて会った時には、
小動物かっ!!ってくらいに怯えてたけど
何度かお邪魔する度に距離は近くなってったしね。
ってかさぁ…
なにこの絵面!!!
座敷に通されて
私、独歩が隣で
正面には神宮寺先生?と一二三くん
半個室の座敷に
身長2mあるんじゃないかってくらいの
高身長美形お医者様と
女性が苦手な超絶美形ホストと
私の一応彼氏だけど目にクマがあっても
普通にイケメンな会社員に囲まれるってさぁ!
私…死ぬのかな…←
一二三「なーに頼むっ?俺っちレモンサワー!」
独歩「じゃあ生ビール。」
一二三「先生とアサヒちゃんはどーするー?」
『んー、梅酒のソーダ割りかな』
寂雷「烏龍茶でお願いしてもいいかな?」
独歩「分かりました。すみません、オーダーお願いします。」
独歩がそこにいた男性店員に声をかけ
的確に注文していく。
『は、初めまして。私、独歩…じゃなくて、観音坂さんの会社の同僚の江山 アサヒと申します!』
寂雷「江山さんですか、よろしくお願いします。
私は〇〇病院で医者をしてる、神宮寺 寂雷です。」
名前が神々しいっ…!
『神宮寺先生は、お酒は飲まれないんですか?』
寂雷「寂雷でいいですよ。いえ、私は…お酒は飲めないと言う訳では無いのですが…飲むと記憶がなくなってしまうんですよ…詳しいことは一二三くんと独歩くんに聞いた方が良いと思いますよ。」
ふむふむ…なるほど…
そんなたわいのない話をしているうちに
それぞれの飲み物と
多分一二三君と独歩が注文したのであろう
おつまみ系の品がテーブルに並んだ
一二三「さーて、全部揃ったところで〜」
全員「「「『かんぱーい!』」」」
はぁぁぁぁ…仕事終わりのお酒ってめちゃくちゃ美味しいよねぇぇぇ…
独歩もすっごい飲みっぷりだし
独歩「はぁぁぁぁぁ…うめぇぇぇ…」
『生きてて良かったぁぁぁぁぁ…』
一二三「ぎゃっはは!二人ともオッサンかって!」
『いやいやいや、生きてて良かったぁぁって思うから!』
寂雷「ふふっ、君たちまだ20数年しか生きてないでしょう?」
『いやいやぁ、寂雷先生こそ20数年じゃないですかぁ…いやぁ、もう一歩で三十路ですよ三十路。』
独歩「・・・なぁアサヒ、寂雷先生のこと…何歳に見えてる?」
『ふぇ?んー、20代だろうけど、すっごい落ち着いてるからな…私より年下ってのは認めたくないから…同い年…29かなぁ』
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作者名:らむ | 作成日時:2019年4月8日 21時