【BL松】The course of true love never did run smooth.2【カラ一】

緑色の想い。 ページ23

side松野チョロ松




はいどーも！はじめまして！
僕は松野家三男、松野チョロ松！
ぶっちゃけ、兄弟の中で一番まともなの僕だから。
ほかのやつとかないから。



だって、僕の一つ上の兄と一つ下の弟が両片想いしてたんだよ！？
やばいでしょ！？




「一松兄さんの気持ち…なんで？猫が？」



は？



「チョロシコスキーは気づかないよなー」



はぁ？



「はいはーい！！僕も知ってた！！」



はぁぁ？



「うちの三男は鈍いわねぇ」



「父さんたちもとっくに気づいてたぞ」



はぁぁぁぁぁ！？




いや。ちょっと待って。
おかしくない？

ギリ、兄弟が知ってたってのはうなずける！
いや、本当にギリだけど

それにしたって、父さんと母さん！？嘘だろ！？




この家族やばすぎでしょ。




「ちょ、からま」



「チョロ松」




カラ松を呼び止めようとすると、おそ松兄さんが小声でそれを止めた。




「んじゃまー、おっかければ？愛しのジュリエットちゃんをさー」



「行ってくる」



こうしてカラ松は行ってしまった。

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