三日目。6 ページ14
side松野カラ松
「一松!!」
外に飛び出した一松を追おうとする。
俺は、俺も、
お前に伝えたいことが、
「カラ松兄さん」
俺を呼び止めたのは
トド松。
「どういうこと」
明らかに動揺している。
それでいて、妙に落ち着いている。
冷水を頭からあびたように背筋が凍った。
「なんで…
なんで、猫が告白してるの」
え?
「一松兄さんの気持ち…なんで?猫が?」
……
「いや!!そっちかよ!!
まず、問題なのは一松がカラ松を好きってことだよ!!」
「チョロシコスキーは気づかないよなー」
「誰だよ!」
「え、え、おそ松、お前知って?」
俺はなにがなんだかよくわからない。
「はいはーい!!僕も知ってた!!」
「十四松!?」
「うちの三男は鈍いわねぇ」
「父さんたちもとっくに気づいてたぞ」
「えぇぇえぇぇえぇえぇっぇ!!??」
こればかりは兄弟全員が驚いた。
松代と松造にまで!?
「あなたたちわかりやすいのよ。
まぁ、別にそれで幸せならいいと思ったわ」
「孫は他の四人に期待すればいいしな」
こんなにもバレバレだったとは。
今まで気持ちを隠してたのも…あんまり意味がなかっ、た?
「んじゃまー、おっかければ?愛しのジュリエットちゃんをさー」
なーんてね。と鼻をかくおそ松はきっと最高の兄貴だ。
「行ってくる」
家族の声援を背中に感じながら
今度こそ俺は家を飛び出した。
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らむ。(プロフ) - リオさん» ありがとうございます!とても嬉しいほめ言葉です!(*´▽`*)がんばります! (2016年9月15日 21時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - とても素晴らしい作品でした これからも頑張ってください! (2016年9月15日 17時) (レス) id: 889e2571f1 (このIDを非表示/違反報告)
らむ。(プロフ) - 妖精さん» こちらこそ、最後まで読んでくださりありがとうございます!私も二人の甘々を書いていきたいです笑 (2016年9月9日 22時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
妖精(プロフ) - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ありがどうございまじた。゚(゚^ω^゚)゚。2人の甘々を見ていたいですぅぅぅう! (2016年9月9日 22時) (レス) id: 23cfb2a52c (このIDを非表示/違反報告)
らむ。(プロフ) - りん@カラ松girl☆さん» こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました!^^ (2016年9月7日 20時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らむ。 | 作成日時:2016年8月25日 9時