二日目。4 ページ2
side松野一松
「一松。大丈夫か?」
「ちょ、ちょっとだけ、つかれた」
余裕の表情を見せるカラ松に対して
運動不足の僕は肩で息をする。
少し走っただけでこのざまだ。
「それにしても、すごい雨だったな。びしょ濡れだ」
「あ、カラ松。これ」
「ん?あぁ、ありがとう」
濡れた革ジャンを手渡すと、なぜかお礼を言われた。
僕がお礼を言わなきゃいけないとこなのに。
「一松。寒いだろ?風呂に入ってきたらどうだ?」
「は?お前のほうが寒いだろ」
こいつ頭のネジ外れてんじゃねぇの。
たしかに僕も濡れてるけど、カラ松のほうが薄着だし濡れている。
僕がカラ松の革ジャンを借りてしまったから。
「そんなことはな…は、は、はっくしょい!!!」
「ほら、そのくらいわかるし…へくちっ」
顔を見合わせる。
結局どちらも寒いのだ。
それならば、一番手っ取り早い方法があるではないか。
「か、カラ松もやっぱ、寒い、でしょ
だから、一緒に入れば、いいん、じゃ、ないです、か……」
「え?」
とぎれとぎれに、言葉をつづけた。
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむ。(プロフ) - リオさん» ありがとうございます!とても嬉しいほめ言葉です!(*´▽`*)がんばります! (2016年9月15日 21時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - とても素晴らしい作品でした これからも頑張ってください! (2016年9月15日 17時) (レス) id: 889e2571f1 (このIDを非表示/違反報告)
らむ。(プロフ) - 妖精さん» こちらこそ、最後まで読んでくださりありがとうございます!私も二人の甘々を書いていきたいです笑 (2016年9月9日 22時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
妖精(プロフ) - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ありがどうございまじた。゚(゚^ω^゚)゚。2人の甘々を見ていたいですぅぅぅう! (2016年9月9日 22時) (レス) id: 23cfb2a52c (このIDを非表示/違反報告)
らむ。(プロフ) - りん@カラ松girl☆さん» こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました!^^ (2016年9月7日 20時) (レス) id: efe69f3414 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らむ。 | 作成日時:2016年8月25日 9時