君との日々 (ページ3)

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京本side

あの美青年の田中先輩って人が俺の処置をしてくれる、らしい

樹「京本くんはサッカー得意なの？」

『運動は全部ダメです笑』

樹「へぇ〜運動得意そうなのに笑」

『いやいや、田中先輩の方が得意そうですよ笑』

樹「......いや俺も運動できないよ笑」

俺は田中先輩の顔が一瞬曇ったのを見逃さなかった。どうしてだろう
気まずくなった空間を裂いたのは高地先生だった

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

高「あれ〜樹、怪我人？」

『あ、体育で怪我したんだって。だから処置しといた』

高「ありがとな！ベッド戻ってていいよ」

樹「ん、わかった」

元気そうなのに、なんで保健室なんかにいるんだろう

『あの、田中先輩ってなんで保健室にいるんですか？あんなに元気そうなのに』

高「あー、それだったら樹本人に聞きなよ。俺の口からは言えないからさ」

てかなんであって初日でこんな気になってるんだ？
まさか.......なんてね笑
あ、田中先輩にお礼言うの忘れてたぁ！

『あの、田中先輩にお礼言うの忘れちゃったんで言っといてもらえますか？もうそろそろ授業終わっちゃうんで』

高「いいよ〜またいつでもおいでよ！」

『ありがとうございます！』

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