いがいが ページ12
A.side
掃除が終わってカバンを肩にかけて帰る準備をしていた。
『ようやく帰れる…今日は録画してた映画見たいんだよね…』
zm「へ〜」
『うわっ！びっくりしたぁ…』
zm「なぁ、こんどロボロの誕生日会するんやけど、明日の放課後、グルッペンの家に来て飾り付けとか手伝ってくれんか？」
『いいよ！…』
zm「不満そうな顔やな、なんか予定あったか？」
『いや、なんもないよ！』
zm「そか、じゃあよろしくな！」
『うん』
ゾムくんは走って帰ってっちゃった。
『…』
僕の誕生日は祝ってもらえなかったな。
最後に祝ってもらったのいつだっけ。
小学四年生の頃か。
それ以来誕生日ケーキも誕生日パーティもプレゼントももらってないし、"おめでとう"なんて言われてない。
でも妹だけは毎年ちゃんとやってもらっていた。
こんな暗い話してもだめだよね！
『僕も早く帰らないと！』
重い足を家まで運ぶ。
家の前まで着くとため息を落とす。
家の中に入れば筋肉痛になりそうなぐらい使いすぎた口角を下げる。
『これから…宿題と…お風呂に…ご飯に…あぁ、めんどくさい…』
映画見たいけど…
見たいけど…
どうしても…
まぶたが…
『重い……………………』
zm.side
zm「帰ろか」
校門まで行けばコネシマとシャオロンと大先生が待ってくれていた。
kn「楽しみやなぁ」
sya「準備大変そうやわ」
zm「Aが手伝ってくれるって」
ut「…あのさ、なんでそんなAに頼るんよ、少しは…」
zm「ええねん、アイツは、」
ut「なにが！？」
zm「使えるし」
ut「は…？」
kn「ま、まぁまぁ！大先生、落ち着いてや！」
sya「冗談やって！」
ut「…お前、なんなん？Aをなんやと思っとんの？Aは俺らの大切な友達とちゃうんけ？」
zm「大切な友達やで？」
ut「じゃあなんであんな風に押し付けるん！」
zm「あんな風って、どれぇみたいな？」
ut「…お前いい加減にしろよ！」
kn「だ、大先生！俺らはこっちの道やで！」
sya「せや！また明日な！2人とも！」
どうせみんなそう思っとるやろ、
そんな熱くなんなよ、
お前、そっち系なん？w
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ぬーどるのめん。(プロフ) - ハルさん» 『みんなのヒーローとしてがんばりますね！』 (2021年12月7日 19時) (
レス) @page25 id: 518bed0004 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - ニヒツさん» コメントありがとうございます！！気に入っていただけたのならばよかったです！励ましてもらっているような気分になって嬉しいです！ (2021年12月6日 22時) (レス) id: 518bed0004 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - ぬーどるのめん。さん» 100点満点の考察だねんて、嬉しいです！！(*^▽^*)夢主君のは何がとは言えないけど頑張って欲しい！ (2021年12月6日 21時) (レス) id: a05b0687be (このIDを非表示/違反報告)
ニヒツ - こういう病み系の小説好きです！！文才ありすぎて……本当にすごいと思います。更新楽しみに待ってますね！応援してます！無理しない程度にお願いしますね。 (2021年12月5日 2時) (レス) @page23 id: 32127d00d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - ハルさん» ハルさん。(翻訳「いつも100点満点の考察ありがとうございます。ハルさんの言う通り、そうかも、しれませんね」) (2021年11月27日 19時) (レス) id: 0c7eaebdb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬーどるのめん。 | 作成日時：2021年10月17日 14時
