鬱病の子供達。【d!】【男主】

いたい ページ10

zm.side

si「嘘つくのはやめた方がいいですよ〜？」

zm「嘘なんて…ついて…」

tr「じゃあこの名刺は何？」

見せられた紙は俺の事務所の名刺だった。

zm「それは！」

pe「ゾムくん、俺は怒っているんじゃない、安心してくれ。」

zm「じゃあ何が目的なん？」

pe「取引をしよう」

zm「取引？」

pe「クロノアさん、説明してあげて？」

kr「うん…えっと…つまり…
俺らは欲しいものがあるんだけど…」

zm「なんや…」

kr「Aさん」

zm「は？」

なに言ってるんだコイツは

zm「どういう事やねん」

tr「わからなかった？君達の担当をしている子だよ」

zm「なんでや！俺らのもんや！」

si「本当にそうですかね？」

zm「…俺はもう知らん！飯を食いに行くからな」

pe「じゃあ一緒に行こうよ」

zm「勝手にしろ」

pe「冷たいなぁ…」

A.side

zm「A…」

ゾムくんが食堂に来てくれた。

そして俺に声をかけてくれた。

『どうしたの？』

zm「俺、今日食欲ないわ…」

『なんで？みんなからよく食べるって聞いたけど』

zm「A…どこにもいかんでよ？」

『いかないよ〜？大丈夫だからね！』

zm「俺らの…俺のやから…」

『ゾムくん、あとで一緒にお出かけに行こうか！』

zm「嫌…」

『そっか…』

zm「やっぱり行く！」

『そうこなくっちゃ！』

悲しそうな顔をすれば一緒に行ってくれるって言ってくれた。

彼らといるのはものすごく楽しい。

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