鬱病の子供達。【d!】【男主】

さつがい ページ8

zm.side

sya「…何があったか説明できるか？」

zm「あんな…隣の部屋に俺行ってん！そしたら…その…」

sya「なんで隣の部屋に行ったん？」

言えるわけない。

zm「…」

sya「言わんとわからんよ？」

zm「俺…殺そうと思って…」

sya「なんやて…？」

zm「俺、殺し屋…やから…」

sya「は？ふざけとるん？」

zm「ふざけてなぁい…俺っ…ほんまやねん…っ…ママとパパが死んぢゃって…っ…葬式代とかっ…お金早く稼がんとあかんのや…」

男らしくないな、泣くなんて。

sya「まだ集まっとらんのか？」

zm「ううん…集まっとるし…葬式なんてとっくにやっとるけど…怖い人…が…続けないと殺すって…脅してきて…」

sya「…やめようや」

zm「どうやって？」

sya「それはわからへん…でも…大丈夫やから…」

zm「どうするん？」

sya「…まだ起きる時間ちゃうし、寝ようや、な？」

zm「寝れん…」

sya「じゃ、俺とお話ししとるか、」

zm「うん…」

起きる時間になるまでシャオロンとおしゃべりした。

___________06:30AM___________

A.side

『みんな〜、起きる時間だよ〜』

俺は少し寝れてないけどね。

シャオロンくんとゾムくんはもう起きていた。

『なにしてるの？』

sya「おしゃべり…しててん…！」

zm「せや！」

どこか嘘の匂いがする。

rb「Aさぁん…今日の朝ごはんなあに？」

あくびをしながらロボロくんに話しかけられた。

『今日は海藻サラダとトーストと"お薬"だね』

cn「薬？」

『今日からみんなには1日に3回お薬を飲んでもらわなきゃいけなくて…』

gr「あれ不味いからいや…」

『我慢できないかな…』

os「Aさんが言うならできんで！」

『オスマンくん…』

何故だろう、頭がヒートしてしまう。

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