鬱病の子供達。【d!】【男主】

るい ページ7

仕事場である事務室に着くとみんな椅子にもたれて寝ていた。

『仕事溜まってる…』

自分の机を見るとものすごい量の紙が置いてあった。

自分の席の電気を付けて仕事を始めた。

パソコンをいじっているとお知らせの紙があることに気づいた。

『"11wrd精神安定剤の配布のお知らせ"？』

11wrdと言うのは彼らのこと。

彼らが考えた名前。

なぜこの名前にしたのかは教えてくれない。

今彼らはぐっすりと寝ているはず。

zm.side

zm「…行くか…」

俺が今からするのは隣の部屋のとある4人の暗殺。

その部屋には4人の男がいるらしい。

俺は別に鬱病でもなんでもない。

この歳で驚く人間もいるかもしれないが俺は"殺し屋"をしている。

今回の依頼はその4人の暗殺、と言うこと。

だからスパイとしてここに来た。

zm「大丈夫や…」

足音をできるだけ少なくして隣の部屋のドアを開けた。

そこには黄色の髪の人と紫の髪の人、猫のフードを付けたパジャマを着てる人、黒髪で軍隊っぽい服を着てる人がいた。

みんな寝てる。

ポッケに隠していたナイフを手に取って黄色い髪の人に近づく。

ナイフを金髪の首元に置く。



死んでしまえ。



？？1「何の用？」

金髪が喋った。

zm「あっ…クソっ…」

？？1「ちょっと！逃げないでよ！」

？？2「ぺいんとさん…うるさいですよぉ…」

？？3「…誰？」

？？4「わかんない。」

zm「チッ…詰んだかもしらん…！」

急いで自分のベッドへ戻る。

フードも外していたし顔を見られた。

zm「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

sya「…ぞむぅ？大丈夫か？」

zm「シャオロン…！俺…無理かもしらん…助けて…」

sya「俺！？」

zm「頼む！助けてくれんか！」

sya「とりま静かにしろ！」

助けて。

誰か。

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