鬱病の子供達。【d!】【男主】

くらくらする ページ27

rd.side

『ごめんね、ずっとそのままにしてる書類とか仕事があるから、俺、事務室にいかないと…』

md「…わかった」

rd「またね」

kyo「えらいげっそりしとんなぁ」

きょーさんの言った通り目にクマができてて眠そうな目。

げっそりしてる。

rd「Aさんのことだし大丈夫だよ」

md「そうかな…」

kyo「そのうち元気になって戻ってくるやろ」

rd「…そうだね」

kyo「はよ朝飯食いにいこー」

md「そだね」

大丈夫だと思うけど、やっぱり不安だな。

zm.side

食堂の入り口のすぐそばの席にみんなで座る。

zm「あ〜腹減った〜」

rb「減ったな〜」

tn「そう言えばAさん見かけないなぁ」

syo「仕事じゃないっすか？」

kn「朝から大変やのぉ」

仕事とかしたことないからわからんわ。

Aもそうやけど、ぺいんととか言う奴最近食堂で食べてるところみぃひんな？

zm「すまん、ちょっと用事思い出したわ、先食べといて？またあとで戻ってくるから」

gr「はよ戻って来てな」

zm「おう」

廊下を渡って奴の部屋に行く。

扉は完全にしまっていて鍵はしまっていた。

zm「おい、おるんか？」

答えはない。

zm「なぁ！Aが呼んでたで！」

pe「ほんとに！？」

扉から顔を出した。

zm「よお」

pe「Aさん…いないのか…」

zm「罠に引っかかったなぁ？」

pe「何の用…」

zm「食堂来いよ」

pe「やだよ…食欲無いし…」

zm「他の奴らは？」

pe「もう行った…」

zm「…どうしたら来てくれんの？」

pe「……俺を包んでくれるものがほしい…」

包んでくれるもの？

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