【歌い手】初の共同生活、はじめました。~ いち ~

２１　#　そらる ページ22

兄弟愛というか、あの3人の愛を怖いくらいに感じてた少し肌寒い夜。

…… 事件は起きた。

96から取り上げたこびとちゃん。
びっくりして固まってる。

動いても逃げられないよ ？
俺に後ろからぎゅーってされてるし。

あ、いいことおもいついたよ、俺。

まふに手招きして耳元でこそこそ。
「 わかりましたっ ！ 」だーって。
さて、どうなるんだろうね … ？

ニヤ、っと笑った俺をアイツは見ていたらしい。後で気付いた事、それは後々、ね。

まふ「 失礼します … ！ 」

まふの挨拶()と共に俺の前は暗くなる。俺とまふでこびとちゃんを挟んでる状態。

ぎゅうぎゅうに、とろけるまで優しく抱きしめてあげる。美味しくなるその時まで。



→ まふまふ さいどっ ！

そ、そらるさん … やばいですよ。
何故か僕の心臓音が鳴り止まない。

聞こえちゃいますよ …(泣)

どうして。なんだろう。
このドキドキはそらるさんに対して ？

星依春くん。ううん、どっちも違う。

答えはひとつ。









… みんなの視線｡(震)

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