【^ら^】青い奴とその仲間の話

〃■薬物依存 ページ44

cn side


俺の可愛い可愛いノーマル。

いつからかな、こんなに依存するようになったのって…
まぁ別にそんな事、どうでもいいし。
彼だってきっと知りたがるはずもないだろうし

ru｢ん…ふふ、コンちゃん｣

cn｢あ〜もー…料理中は抱き着かないの！｣

ru｢良いじゃん、別に…｣

グリグリと頭を俺の背中に押し付けて。
子供の様に精一杯抱き締めてくる姿は正しくカワイイの一言。

そのいつも大人らしい彼がこうして無邪気に、ただ俺に縋って頼って甘えてくる。
その感覚が、この優越感が

cn｢しょうがないなぁ…キスだけだよ？｣

俺の気持ちを。
心をどんどん満たしていく。


ru｢やった…ぁ、ふふ｣

火を一旦止めて冷蔵庫を彼の背に、優しく痛くない様に。
その可愛い唇に指で触れてそっと、でもしっかりと食い付いて甘く長い口づけをする。

どれぐらいだろうか、そっと離す。
それでも彼はまだ足りない何て、俺の服の袖を引っ張りまた口付けするわけで。
その薄らと開けた口に舌を捩じ込む。

ru｢ん、ぁ…っん、ふ、ぁ…っ…ッ、ぁ｣

cn｢……ん、…く………ふ｣

なぞって舌を吸って、甘く噛んであげて。
彼が弱いやり方で。
彼の好きなやり方を。
彼が喜ぶやり方で。
…勿論俺が好きなのもやって。
きっと彼はどうせ、まだ満足してない、何て言うだろうし？

何ならいま、好きなだけさせれば解決じゃん。

ru｢ひ、っぁ…ん、あ、……ッく、ふ…ぁ、ぅ、くる、っ…、ぁ、し｣

背中をトントン、と叩かれそっと唇を離す。
そうすれば薄っすらと、それでも確かに俺達を繋ぐ銀の糸が光に反射し、輝いて

運命の糸なんて、馬鹿らしい事考えて…
でも、それは確かに繋がっていた。

息を短く上げて、嬉しそうにその赤らめた頬更に耳まで赤く染めて。
いつも見る表情だけど、やっぱり飽きる事なんてない。
弱々しくまた服の袖を引っ張り。

ru｢ご飯…後でもへいきだから……｣

ジッと俺の瞳を見つめてきた。
…これは完全に誘ってるね。

cn｢…でも流石に時間が遅いよ？｣

ru｢少しだけ、ねっ？、お願い｣

cn｢う〜ん…｣

わざと考えるフリをして。
彼を困らせて真偽の程を確認する。
本当に俺に依存してるのか、してないのか。

まぁ…そんなの別にする必要。
無かったけどね。


ru｢俺、俺コンちゃんの事を今日ずっと待ってたんだよ？良いでしょ？ほしいの…っ｣

cn｢もう、我儘だね…別に構わないけど｣


今日もまた一つ、彼に溺れる。

[ruさ〜ん]守るため ※リク→←[cnru]■薬物依存

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