【WT】やるまで出られない【リクエスト箱】

▽続き# ページ17

Na side

ー


Na｢きりやんの、バカ！！｣

部屋に大きな俺の声が響く。

あれから多分…1、2時間ぐらいかな…。
きりやんに抱かれ続けた。

何が意地悪だ、立派なs.mだろ。
きりやんは息を切らしてベッドに横たわる俺に待っててと言い残して部屋を出た。

なのでいま部屋には俺しか居ない。

Na｢は、はぁっ、腰、いた…ぃ｣

ゆっくりと体を起こす。
体は彼が拭いてくれたから綺麗だ。

自分の服を着る。

ふと部屋に姿見が立て掛けてあるのに気が付いて、何となく見に行く。

Na｢…噛み過ぎだろw｣

なんじゃこりゃとでも言いたくなりそうな程、肩が彼の歯型やら赤い華で沢山で。
少し恥ずかしくなり顔を手で覆った。

kr｢へー…姿見もあったなら使いたかったなぁ｣

Na｢ひゃい！？｣

手で覆っていた為に彼が近付いて来たのに気が付けず抱き締められる。
｢可愛い…｣と彼が溢した言葉は無視する。
恥ずかしいし何時もの事だし。

kr｢ん…どうだった？s.m…じゃなくて｢もうハッキリ言ってんだよ｣

俺がすかさずツッコむと彼は笑った。
まぁこっちはそんな話してる場合じゃないが、

Na｢…まぁ、良かったよ｣

kr｢本当？もう、なかむはMだなぁ…｣

Na｢違うし！てかお前がSなのが悪い！！｣

そんな事言っても無駄だけど。
彼に優しく宥められて、いつの間にか開いていたドアへと一緒に向かう。

ちなみに玩具は持って帰った。
勿論、俺は大反対しましたけども。

ーー
微熱がつらい…

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