39話 順番とは。# ページ40
kr side
kn｢あ〜じゃあさ｣
kr｢ん？｣
彼は悪戯っ子の様に笑う。
俺にとっての彼のそんな笑みは嫌なものでしかないのだけれど…。
とはいえ遮ってしまうのも悪いだろう、
彼の声を聞くべく、耳を澄ませた。
kn｢えっち、しよ？｣
kr｢？！！｣
え？は？待てよ。
この人正気？いまタイミング的に可笑しくない？困惑を示す俺を見てきんときは嬉しそうに笑顔を絶やさない。
これは仕方がない…やるという約束をしたのだから…。
反論をしない俺を見て彼は了承を得たと確信したのだろう。
kn｢楽しみだね？きりやん♪｣
kr｢…バカ｣
普段見ないとても楽しみな表情を浮かべていた。
〜
kn side
kn｢このまま行こうよ｣
kr｢は？｣
お風呂上がりの二人で真っ裸。
彼の反論には耳を貸さずに俺は彼を拾い上げて二人の寝室となった俺の寝室に向かう。
確かお互いの気持ちを確認してからは、準備はしていたんだよね。…変態とかではないよ？
彼をベッドに座らせ俺は準備へと取り掛かる。
kn｢えーと、タオル敷いて…ローションに…｣
そして部屋の電気を消した。
kr｢……本当に、するの？｣
恥ずかしそうにモジモジとしている彼が愛くるしい。約束はしたし勿論だと頷いた。
本当は明日でも良いけど、勿論彼の悩みを聞くのが先だろうけど、ちゃんと休んではいるしなんなら早く彼の体温を感じたい。
彼を呼び、抱き締める。
kn｢…きりやんの匂い｣
kr｢俺の匂いとか言わないでよ｣
kn｢ん、……ふふ、ごめんって｣
kr｢〜〜！｣
相変わらず不意打ちのキスには弱い。
何度何度もキスをし、こっそりローションで濡らした指を彼のに宛てがい挿れていく。
一瞬顔を強張らせるも、気持ち良い事には強気な彼でも抗えないらしい。
kr｢あ、ひゃ、ぃ｣
kn｢ここ、前立腺っていうんだよ｣
kr｢っあ、だめ、癖になり、そ…｣
前の自分ならこんな事しなかった。
何度も彼に説明してたなと思い出しながら、それほど、彼の俺へ対しての気持ちが知りたかったのかと思ってしまう。
けど、今こうしてしてるという事は、きっと。
両思いなのかもしれない。
俺は心配性なのだ。
指の数を増やし、痛くならない様に執拗に…そのうち十分な程にそこは広がった。
挿れれそう。
ゴクリと生唾を呑んだ。
kn｢…いくよ｣
kr｢ぅん、…あ、ぁっ、ふ、｣
後ろから挿れたものの気持ち良さそうに喘ぐ彼に堪らなく興奮する。顔が見れないけど
ずっと待ち望んでいたから嬉しい。
もっと彼を支配したい。
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天音(プロフ) - 初コメ失礼します！ やんさん可愛い…神…。 めっちゃ可愛い...。異次元....。 あ、これからも応援してます！！！ (2022年2月6日 7時) (
レス) @page21 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - ゆにかさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです、更新頑張ります〜嬉しい…⊂(´･◡･⊂ ) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - リツさん» きりやんさんが可愛い書けていたのなら嬉しいですw私もちょっと書いた後に想像して可愛いなぁと思いました(←親か) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにか - あぅ〜。すきすきすきすきです！待ってしぬ。うん。しぬ尊い。まあrhumさんの作品だからか。すきです更新がんばってください！ (2022年1月9日 22時) (レス) @page15 id: 21ff0b4379 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - かわいい...やんさんかわいい... (2021年12月26日 20時) (レス) id: 3867293325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rhum | 作成日時：2021年11月15日 18時
