37話 電話 ページ38
kn side
kn｢あ、もしもし？｣
『あ、もしもし〜おひさ』
kn｢相変わらず元気だねぇ…｣
『そりゃどーも。』
飛行機に乗り長い長い時間を過ごして、また日を跨いで今日は火曜日となる。
一週間と１日ぶりのきりやんとなる、家に帰り彼の様子と声を聞くのがもの凄く楽しみだ。
今はタクシーを待ちながら親友と電話を繋いで会話をしているところ。彼も彼で俺にとっては弟の様な存在できりやんとは違う意味で特別な存在。
やはりきりやんが一番だけど、彼はとても大切な人。命が二の次ではなく三の次になってしまう程に。
それはなかむも同じようで…、
kn｢きりやんの事ありがとねー｣
『いいよいいよ〜彼氏組同士助け合いだよ』
kn｢…それブルークに何かあったとき助けなきゃいけないやつじゃん｣
『ww、大丈夫！これはシャークんもおんなじだからさ！』
いつもの調子で会話をしていると、きりやんがあぁだったよ〜とかブルークが最近きりやんの事気にしている様子だったよなどなど。
沢山の事を教えてくれた。
どうやらブルークときりやんのことに関してはなかむ自身も詳しくは知らないとのこと。
『俺がブルークから聞いてるのは…詳しく言えないけどきりやん、大変な事があったみたいなの。だから暫くはきりやんの様子見に遊びに行くね〜って』
kn｢えぇ…？でも俺、きりやんからは何も聞いてないよ…？｣
一瞬、悪い事だけれど嫌な事が頭を過ぎった。それは彼も同じようで似たような確認を取ったらしいがそれは違うらしい。
『あ〜まぁ俺も疑ったよ？………嫉妬したし』
kn｢おぉ…正直でよろしい…。｣
『まぁねw』
確かに、彼はブルークに甘いというかデレッデレな所があるし嫉妬深いし。
聞けた事は聞けたけど、俺からの口では言えないとのこと。
最初はどういう意味だと思ったのけれどそれは…まぁきりやんが言ったのだと。彼らしいと思った。
『本人の口から聞いてやって。そんで可哀想だったから沢山甘やかしてやって』
kn｢なるほどね…了解。沢山甘やかすよ｣
『うん、そうしてやって。…俺からはそれぐらいしか伝えられないかなぁ』
ほう…なんて適当に返事を返して聞きたかった事を一つ。
kn｢そういえばあの動画と録音は…？｣
あのお酒が入ったきりやんの声と質問攻め。
どういう訳があってなのか。
『いや、あれは皆興味があったのときんときの癒やしになればなって』
kn｢…何奢ってやればいい？｣
『分かってんじゃん。新作パフェ宜しく』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天音(プロフ) - 初コメ失礼します！ やんさん可愛い…神…。 めっちゃ可愛い...。異次元....。 あ、これからも応援してます！！！ (2022年2月6日 7時) (
レス) @page21 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - ゆにかさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです、更新頑張ります〜嬉しい…⊂(´･◡･⊂ ) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - リツさん» きりやんさんが可愛い書けていたのなら嬉しいですw私もちょっと書いた後に想像して可愛いなぁと思いました(←親か) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにか - あぅ〜。すきすきすきすきです！待ってしぬ。うん。しぬ尊い。まあrhumさんの作品だからか。すきです更新がんばってください！ (2022年1月9日 22時) (レス) @page15 id: 21ff0b4379 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - かわいい...やんさんかわいい... (2021年12月26日 20時) (レス) id: 3867293325 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rhum | 作成日時：2021年11月15日 18時
