35話 遊ぼう ページ36
昼寝したら9時…
kr side
Br｢きりやん！これで遊ぼう！｣
kr｢待って、俺、俺寝起きだから…｣
現在時刻、お昼過ぎ辺りである。
不貞寝じゃないがお昼過ぎまで寝ていたのだけれどピンポンとリズムよくなる音に目を覚まして、重く気怠い体を起こしてドアを開けに行く。
ノソノソと布団から這い出る。
目を手で擦り、眼鏡を手探りで探す。
kr｢…時間とか、考えろ｣
慰めのハグをする彼にクッションを押し付ける。本人はどうやら不満気な顔だがそんな気にしている訳でもないらしい、けど昨日の事に触れてくる訳でもない所に彼の優しさが滲む。
kr｢なかむはどうしたの？｣
そういえばと甘党の彼氏はと聞けば、
Br｢僕が心配だから遊びに行くって言ってあるよ〜。あの事は言ってないから安心してっ親方！｣
kr｢親方って何だよ…w｣
寝癖だらけの頭を掻く。
ブルークはあのゲームだとこのゲームだと漁っていたり持参していたゲームを出してどれで遊ぶか迷っていた。
見た感じ楽しそうな物ばかりだ。
ヨイショと重い腰をあげて俺は遅めの朝食を食べようと思う。
ブルークに飯は食ったかと聞けば｢朝ご飯は食べたよ〜ん｣との事、お昼は食べてないのかよ。カチャカチャと食器が擦れる音がする。
kr｢ブルーク、オムライス出来たよ｣
Br｢わぁ！美味しそ〜っ｣
kr｢出来立てだから火傷しないでね｣
リクエストは特にないらしいのでオムライスを作ってやった。それなりに作ったのだが口に合うと良いけれど。
Br｢相変わらず美味しいねぇ｣
kr｢俺ブルークの食べてみたい｣
Br｢え〜爆発するよ？｣
kr｢なんちゅー飯だよ…｣
だがなかむの方がヤバいらしい。
他愛も無い会話が続き、ゲームも夢中で何度も白熱した様な戦いを繰り広げて。
何度も何度も戦い負けてはその繰り返しで。
淡々とスティックを動かす音が部屋に響く。
Br｢…負けたぁ｣
kr｢ふふん｣
今までの事も時間を忘れ、ゲームに夢中になっていた。
〜
夕方へと外の空は茜色へと薄っすらと染まり、夜の姿を変えていた。
家の時計の針は帰る時間を指していた。
kr｢ブルーク帰る？｣
Br｢ん、帰ろうかなぁ…｣
大きく伸びをして、そして思い付いたかの様に俺に手を伸ばし頭に手を置いた。
何だと思えばそのままワシャワシャと乱暴に撫でられる。
Br｢ははっ面白ーい｣
kr｢うるせ…｣
少し睨むがそれは効かず鼻で笑われる
Br｢何かあれば言ってね、何時でも聞くよ｣
kr｢…ありがと｣
その手が暖かく感じた。
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天音(プロフ) - 初コメ失礼します！ やんさん可愛い…神…。 めっちゃ可愛い...。異次元....。 あ、これからも応援してます！！！ (2022年2月6日 7時) (
レス) @page21 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - ゆにかさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです、更新頑張ります〜嬉しい…⊂(´･◡･⊂ ) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - リツさん» きりやんさんが可愛い書けていたのなら嬉しいですw私もちょっと書いた後に想像して可愛いなぁと思いました(←親か) (2022年1月9日 22時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにか - あぅ〜。すきすきすきすきです！待ってしぬ。うん。しぬ尊い。まあrhumさんの作品だからか。すきです更新がんばってください！ (2022年1月9日 22時) (レス) @page15 id: 21ff0b4379 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - かわいい...やんさんかわいい... (2021年12月26日 20時) (レス) id: 3867293325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rhum | 作成日時：2021年11月15日 18時
