Don't be afraid to step into the light ページ24
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ゆらゆらと揺れる感覚
電車に揺られてるようなそういう感じ。
あれ、私何してたっけ
確かやましょー先生の授業で寝たような気が…。
壱馬「 ____っ!A!! 」
「 ファいっ!!!! 」
突然の壱馬の大声で意識が戻ってきた
それにしても鼓膜破れるくらいでっかい声だったせいで皆こっちみてるわ。
目の前のヤツはケラケラお腹抱えて笑ってる。
……どついたろかな(こら)
壱馬「 変な返事。笑 」
「 睡眠妨害するとか最低です川村さん 」
壱馬「 そんなこと俺に言うてええの?
やましょー先生に呼ばれてたアホのAちゃんを起こしてあげたのに 」
え…
「 それホント?!! 」
壱馬「 ホントホント
北人も呼ばれてたけどアイツ先行ったよ 」
「 …あぁ、うん…… 」
壱馬「 あからさまやん 笑
まぁとりあえず職員室行ってきたら? 」
「 今行ったら絶対に次の授業間に合わないじゃん 」
壱馬「 次の授業もやましょーさんやから大丈夫やろ 」
「 じゃあ行ってきまーす 」
教室を出て奥にある職員室を目指す。
Aさん?と聞き慣れた後輩の声がした。
「 颯太じゃん、久しぶり 」
颯太「 お久しぶりです。職員室ですか? 」
「 うんそうだよー 颯太も? 」
颯太「 はい。職員室に慧人迎えに行くんです 」
「 相変わらずだね慧人も… 」
職員室の前に来ると、職員室から出てきた北人。その横には朝見たばかりの女の子
例の、北人の彼女ってやつ
ふたりは私と颯太を素通りしていく。
颯太「 北人さん、と… 」
「 知り合い? 」
颯太「 あの女子の方、1年生で一番モテてる子ですよ。なんで北人さんが? 」
「 そっかー…あの子、北人の彼女なんだって 」
颯太「 は?!なんでですか、Aさんは? 」
「 ふられたんだよね… 」
颯太「 ……Aさん、もう幸せになってください 」
「 ……? 」
颯太「 じゃあ行きます 」
幸せになってください
それは私に北人のことを諦めろと言っているのか、それとも諦めるなと言っているのか。
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chess(プロフ) - YURINOさん» ありがとうございます!ご期待にそえるよう頑張りますね! (2020年8月20日 17時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
YURINO(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!続きがすごく気になります!楽しみにしてます! (2020年8月20日 0時) (レス) id: 2f2d9b9639 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - あゆみさん» ありがとうございます!私の少ない語彙力で書いている作品ですが、そう言っていただけて嬉しい限りです! (2020年8月17日 23時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - はじめまして!一気に読んじゃいました(笑)感情移入してしまって、多々泣いてしまいましたが…3人とも報われてほしいです。 (2020年8月17日 15時) (レス) id: 3116574168 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - るぶさん» コメントありがとうございます!見守っててください〜〜 (2020年8月14日 23時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chess | 作成日時:2020年7月2日 21時