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ｰAside
和樹「A？どうした？
あっ、家出か？
いっちゃんと喧嘩でもしたのか？」
A「してないよ。兄貴は？」
和樹「まだ帰ってきてないけど。」
A「そっか。」
和樹「兄貴に用？」
A「うん。和にぃ、仕事は？」
和樹「もうすぐ出るよ。」
時計を見ると、午後4時すぎ。
A「同伴？」
和樹「正解。
姫と晩飯食ってからね。」
オフホワイトのニットに黒のスキニーパンツを身につけた和にぃが手首に香水を吹き付ける。
A「スーツじゃないんだ。」
和樹「ホストって丸分かりの格好は嫌だって言われたから。」
A「ふーん。
ホストも大変だね。」
和樹「まあな。
じゃあ、行ってきます。」
A「行ってらっしゃい。」
和にぃが家を出て行く。
俺は1人取り残された。
…何しようかな。
いつも兄貴が帰って来るのは7時過ぎ。
兄さんは8時半頃で、雪にぃは日によって違う。
ひょい、と洗面所を覗くと洗濯物が山積みになっていた。
俺がこの家にいたときから、家事は分担してやっていた。
料理は兄貴、掃除は雪にぃ、洗濯は兄さんでそれを畳むのが和にぃ。
俺はその時々で4人を手伝っていた。
美容師の兄さんは店の定休日の火曜にしか洗濯をしない。
それも、予定が入っていたらやらないというかなり無責任な人。
だから、予定が入っている日は俺が洗濯機を回していた。
とは言っても、結局俺が2日に1度のペースで洗濯していたのだが。
A「…それにしても、何週間洗濯してないんだろう…。」
既に籠が籠の役割を果たしていない。
俺は取り敢えず洗濯機に入るだけ洗濯物を詰め込んで蓋をした。
続く (更新停止中)
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直実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月10日 10時) (
レス) id: 30cb587ed2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きですRIKUくんと北人君と樹君と翔吾君と壱馬君とまことくん寄りのオールです最高です移行おめでと (2019年7月8日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年6月15日 14時
