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神楽と新八は梓達の懐かしそうな、恋しそうな雰囲気から、梓達を二人きりにすることにした。



「なんかガキ共に気ィ使わせたみてェだな」

「だね…」





あのときの様に時間は早々と過ぎていき残り1分



「なぁ、梓__綺麗だ」

「!?……え?」

「雪の日に見る花火よりも、どんなものよりも__お前は綺麗だ」



以前にも言われた言葉なのにみるみる顔が赤くなる梓。



年越しまで後10秒



「__梓。お前のことを」

9

8

7

6

「誰よりも」

4

3

2

1

「愛してる」



ドッカァァァァァン



最後に銀時はどこからか箱のようなものを取りだし、梓の前に膝をついた



「誰よりも愛しています」



そういい、箱から指輪を取り出す銀時。



梓は震える手を差し出しこう言った



「__私も」



その顔は5年前と同じように



  __嬉しそうに泣いていた



お互いにその顔をこの光景を焼き付けるため、指輪をつけ



__キスをしたのだった

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作者名:隕石●= | 作成日時:2017年5月14日 5時

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